たぶん真菌の逆襲2016年03月07日 20時04分44秒

先週は皮膚症状に悩まされた。乾燥がひどく落屑、痒み、発赤、発疹とあらゆるトラブルが一度に出て、一時は瞼まで腫れぼったくなってしまった。

GVHDなのか、はたまた真菌によるものか?え~い、こういう時は重ね塗りだ~!と覚悟を決めてルリコンとロコイドをたっぷり重ねづけしたが、いまいち効いたのかよくわからない。

しかし、2週間ぶりにシャワーを浴びてから塗った時には劇的に効いた。やっぱり今まで毎日入浴していたのに、この2週間清拭だけなのがよくなかったのね。これからは毎日シャワー浴びさせてもらうことにする。

頭の中もあやしいのでコラージュフルフルネクストシャンプーを慌てて持って行った。これも一発でフケが無くなった。やっぱりカビ(真菌)だったんだな。

本当は皮膚科受診させてもらうのが一番だとは思うのだが、何とか手持ちの薬で今までの経験から工夫して立ち向かうしかない。本当に移植患者は弱いな~と今回ひしひしと感じた。

シャワーの後傷パッドの交換があり、傷口を1週間ぶりに見た息子が前回は生々しくてえぐかったが、今回はキレイに閉じていたと喜んでいた。

今は歩行器でスイスイどこへでも行けるくらいには回復したが、前方アプローチならでは痛みに閉口している。後方と違って筋肉を切らないので姿勢の制限もなく傷の治りも早いのだが、手術の時大きな神経をより分けて人工股関節を入れるので、どうしても大腿部の前の辺りに痺れが残ってしまうのだ。

しばらくすると元通りになるらしいが、長い人では1年くらいかかることのあると説明された。そういえば一生治らない人もあるようなことがネットでも書いてあったな~。早くよくなりますように!

1週間ぶりに股関節チームのドクターたちがアメリカから帰って来られた。主治医はまだみたいだけど執刀医の教授が帰って来られたのでほっとした。しかし退院(転院)の話は全く出ない。いつになるのかな?