血液内科(+循環器)定期検診2017年03月11日 08時58分29秒

今年から2ヶ月に1回になった定期受診。安定しているので一人で行ってもらう。

とはいえ、魔の3月の呪い(初発も再発も3月)があるので帰ってきて結果を聞くまでは若干の不安もあったがセーフ!だった。これで今年の魔の3月は無事乗り切れそう(*^_^*)

血液データも低いながら安定している。前回からちょっと引っかかるのが悪玉コレステロール値、すごく痩せているのに何故か高い。今回も改善してなかった。

循環器も検査はなく問診とアーチストの処方のみ。こちらも長いお付き合いになりそう。でも心臓のことだからやっぱり勝手に止めるわけにはいかない。

先日リボンの会のCYさんから息子に、同じくAYA世代の患者さんから連絡をとりたいという旨の相談があった。原疾患は違うのだが、治療後ステロイド性の特発性大腿骨頭壊死症に罹ったという共通点がある。

移植時の脳炎の後遺症でなんとなく記憶に自信のない息子だったが、フェイスブックを通じて連絡を取り合っているようだ。息子の経験が少しでも仲間がいるという安心感につながればいいなと思っている。

世の中には、血液疾患にせよ、人工股関節にせよ、治療後本人が言わなければ外からみてパッとわからない障害を抱えている人は多い。

でも意外にそんな人はいて、何とか社会復帰して頑張っている。心が折れそうになったら、仲間がいることを思い出して欲しい。

ひとりじゃないんだからね(^_^)v

定期受診+予防接種2016年12月10日 12時57分31秒

血液内科の定期受診日である。
長引く咳からようやく回復したので許可が出ればインフルエンザの予防接種を受けさせるつもりで今回も付いてきた。

まだ少し白血球の値がいつもより高かったけど、これがちょうど普通の人くらいなので(なんかちょっと嬉しい)許可が出て受けることが出来た。本格的な流行の前に打ててよかった。

打った後、30分は院内に留まるように言われたので、お茶でもと思いカフェに行くとラッキーなことに南風(まじ)の会主催のクリスマスコンサートが開かれていた。

南風の会は浜の町病院のがん患者と支援者の会(ボランティア団体)である。そういえば昨年もたまたま居合わせて聴かせてもらったな~。1年て早いもんだ。

クリスマスコンサートはオカリナとギターで、讃美歌やクラシックなどこの時季らしい曲を演奏されていた。特にオカリナの素朴な音色には温かみがあり癒される。立ち止まって聴き入る人が何人もいた。

音楽にはすごい力がある。頑張って!を100回言うよりずっと効くみたい。結局私たちも1時間のコンサートを最後まで聴かせてもらい、幸せな気持ちで家路についた。

定期受診(血内+循環器)おまけで眼科2016年11月16日 06時55分36秒

順調なのでつい更新忘れ(^_^;)

咳は相変わらずしつこく抗生剤を3度も変え、咳止めとカロナールで徐々に改善したが1ヶ月以上もかかってしまった。今となっては結果オーライだが、結局なんだったのかな?マイコプラズマか百日咳か?

今回の定期受診の血液検査の結果でもまだCRPが少し高く白血球数も高かったので、ピークを越えたとはいえなかなかしぶといヤツめ。

先生に「こういう時はすぐに血内に来るのも憚られ、町のお医者さんへ行って様子を見てたら1ヶ月経ってました。」というと、原疾患の安定している患者さんはそれでいいと思うと言われた。

なるほど。今回の対応は移植後3年の安定期の患者としては妥当な対応だったわけね。しかしこの間の息子の不安は相当なもので精神的なサポートが大変だった。

白血球以外の血液のデータは問題なし。この分だと年明けから2ヶ月に1度の受診になりそうだ。

次に循環器の方だが、やはりアーチストは切るべきでないという判断で継続になる。副作用の少ない優秀な薬なので、今切るリスクより飲み続ける方がよいだろうとのこと。次回は3ヶ月後にまた心電図や心エコーのオーダーが入った。

今日はこの浜の町病院の帰りにも知り合いの眼科医へ寄った。最近視力が落ちたように思い、ややドライアイっぽくもあるので息子から行きたいと言ったからだ。

検査の結果、視力の低下は乱視のせいで、ドライアイは若干あるものの大したことはない、ステロイド性の白内障の疑いもなく水晶体はキレイ、との診たてで安心する。

結局ドライアイの目薬をもらい、今後は3ヶ月に一度くらい通うことになった。

最近、血内だけの時は付いていかないが、循環器の方は久しぶりなので付いていった。さすがに3つの科を回ると一日仕事で、私もぐったり。

初発時に18歳だった息子も今や31歳、母も年取るわけだ。

長引く咳に体力が奪われる2016年10月19日 09時38分11秒

10月に入ったあたりから高い熱は出ないものの風邪のような症状と赤い発疹が胸のと背中に広範囲に出てつらそうだ。

先日の定期受診の際も症状を訴えたが、様子を見ましょうと言われただけ。仕方がないので近所に皮膚科や内科(血液内科医だった)へ行く。

本人は長時間勤務復帰を控え、結構ナーバスになっていたみたい。私はウィルス性の風邪で発疹を伴うものかな?くらいに思っていたが、2週間以上たっても咳があまりに長引くので、体力が奪われだんだん元気が無くなってきた。

医師によってあまりに診断が変わり薬も止めたり増えたりするので、本人の不安は増すばかり。最後は昔馴染みの内科医へ行って心配の元を否定してもらうべく、胸部のレントゲンとCRPと白血球を計ってもらうことにした。

胸部のレントゲンがキレイだったことで本人は自分の考えうる悪い病気が否定され安心したようだ。CRPと白血球も一番高かった時期を超えあようで少し下がっていた。

この先生の診断は風邪の後喉が過敏になりちょっとした刺激でカラ咳が出やすいのだろうとのこと。日にち薬だよと言っていた私と同意見だが、医師から言われることで安心したのだろう。

咳と発疹の状況は変わりばえはしないが、長時間勤務が始まったため予約外の浜の町病院へいく時間が取れない。今後は町のお医者さんと上手くやっていくしかないのだろう。

移植患者でまずまずの経過をたどってきた3年目くらいの患者の体調不良は、何を目安にどこへ行けば受け止めてもらえるのか、悩みはつきない。

息子&母の定期受診2016年10月10日 09時40分48秒

3ヶ月に1度の母の受診日は息子の受診日に合わせてもらっている。

今回もひとりで関西からのぞみに乗ってやって来た。今年の猛暑をビールとアイスで乗り切ったと言って、むしろ2㎏ほど太っていた(^_^;)以前は栄養のバランスを考えてあれこれ言ってた私だが、この頃はもう好きにやらせている。

DLBCL再発後も今までのQOLを保って楽しいひとり暮らしを続けているので、やはり早まって抗がん剤治療を始めなくてよかった。

可溶性IL2レセプターの値はここのところ上り続けていたが、少し下がっていた。でも高めながら安定しているのでそんなに心配しなくていいとのことで安心した。

息子の方は、風邪症状と発疹が1週間ほど前から出ているのでウィルス性の夏風邪みたいなものかな~と思っていたが、熱もないので血液内科ではなんともわからず、結局その後、町の皮膚科へ行った。

マラセチアっぽいので(検査はされなかったらしい)またルリコンを塗って様子をみることに...。移植後3年くらいの患者の病院選びは迷う。すべて同じ病院がいいのかと思っていたが、諸事情により無理な時がある。

そろそろ町の開業医でかかりつけのような所を見つけておかないと何かと不便である。母のような高齢者の場合は訪問診療と訪問看護との連携でうまく繋いでいるが、息子の場合は難しいね。

それとぼちぼち考えないといけないのが予防接種のこと。移植患者は今までの抗体がほぼ無くなっているので子どもの時にしたものは無効になってしまっている。

今回の発疹もまず麻疹や風疹のことが頭をよぎった。しかし熱が高くなかったことでその可能性はないと判断したが、今月から長時間勤務に変わったことだし、感染のリスクは上がるだろう。

先生も免疫抑制剤が切れたことでOK出してくれたが、「高いよ!」と付け加えられた。そうよね、保険適用外だもんね。まずは抗体検査からするらしい。

お給料も上がることだし、仕方ない、婚活前にやっておくか。移植後3年たっても、問題は次々にやってくるのである。

異動→長時間勤務へ2016年10月02日 09時34分09秒

10月になってしまった。今年もあと3ヶ月かぁ、早いな。
思えば去年の今頃は大腿骨頭壊死症を発症して、手術してくれる病院を探して走り回っていたっけ。

息子は移植から3年4ヶ月、復職してから2年2ヶ月経った。体調もまずまずなのでそろそろ長時間勤務をと考えつつあったところに、国の制度変更でパートの社会保険加入が適用拡大されることになった。

今までの短時間勤務でも対象となる金額だったのだが、この機会に本人が長時間勤務に変わることを決めた。言わば国が後押ししてくれたようなもの。

今までの倍の9時間勤務(うち1時間休憩)になるのでちょっと大変だろうとの配慮で別の店(そんなに忙しくない)に異動になることになった。いい会社やな~(T_T)

今の店は再発前にも居た所でスタッフがみんな病気のことも知っていて、かなり働きやすい環境だったけど新しいお店は大丈夫かな~?ちょっと心配。

でもこれで国民年金&健康保険から厚生年金&社会保険に復活できる。食事や衛生管理面でまだまだひとり暮らしは無理だろうが、これを機にまた一歩自立へ近づく気がする。

息子のいる生活が嫌な訳じゃないけど、いやむしろ主人と2人よりよほど楽しいけれど(笑)やっぱり親の方が先にあの世へいくだろうから、長時間勤務に慣れたら早く婚活も始めて欲しい!!

外来続き2016年09月09日 16時25分40秒

今週は外来受診が2つ。私が忙しいのでどちらも息子がひとりで行く。

まず整形外科だが、レントゲンを撮り異常がないかを確認。特に何も無かったので、次回は手術から1年後の2月に受診すれば良いことになった。

次に定例の血液内科の受診。こちらも血液データに大きな変化はなく異常なし。皮膚症状のためのクリームを処方してもらっただけ。他の人に比べたら軽い方だとは思うが、アトピーのようなカサカサが身体の色んな所に出てる。ま、付き合って行くしかないのでしょうね。

ネオーラルが切れて1ヶ月だが少し多毛がマシになってきたような?前がどれくらいだか覚えてないが確かに耳たぶの毛とかはなくなってきたような。

今の息子はちょっと体力のない普通の青年といった感じにはなって来たし、無理をしなければ仕事もテニスもポケモンGOも楽しめる暮らしだ。これで充分だと思う。

充分とは思うものの、望みが叶えばまた新たな欲が出て来るもので、出来れば次は婚活へと進んで行ってもらいたい。

折しも大学時代の友人たちは結婚ラッシュ。誰かひとりくらい白血病歴がある人工股関節の子でもいいよって言ってくれる女性がいないかな~。