退院38週目(day341-day347)2014年05月24日 09時40分45秒

退院38週目はひとやすみ。

長い旅行から帰って息子は少し自信をつけたようだ。しかも体重を測ると52.4㎏に増えていた。10日間で2㎏ちかく増えるなんてびっくり!旅行は最高のリハビリかもしれない。

外来のある週だったので先生にも報告する。血液データはあまり変化ないが、ヘモグロビンの値がよくなっていたので、愚問とは知りつつも、「先生、ご馳走ばかり食べると赤血球が増えるんですかね~?」と聞いてみる。

案の定、答えは「そんなことはありません(笑)。」でも長期旅行を体調を崩さずに乗り切ったので先生もほっとされているみたい。なので、ステロイドはまた1㎎減って7㎎になった。ネオーラルは現状維持の100㎎。

こうなると具体的に7月からの復職が見えてきた気がする。先生にその旨を伝えると「大丈夫。」とは言われなかったが「無理でしょう。」とも言われなかったので受け入れてもらえたのだと思う。

6月に入ると会社に連絡して産業医の面接を受けなければならない。どんな事聞かれるのかな?最初は時短で身体慣らしをしたいし、2週間に一度の診察日に休めるかなど、色んな条件を受け入れてもらえるのかな?不安は尽きない。

ロングバケーション(?)もいよいよあと1ヶ月あまりになった。思えば昨春、休職願を出したときは3ヶ月という期限だったので、もう復職は無理だろうと半ば諦めて治療に入ったのだが、どんどん延長が認められて気が付けば1年3ヶ月。

会社には感謝してもしきれない。帰る場所があることは治療を乗り切る励みになった。休職中の傷病手当で経済的にも支えられた。

これからはがん患者の就労が単なる個人の問題ではなく、社会全体の問題として捉えられていくだろう。がんサバイバーを受け入れる土壌や仕組み作りも急がれる。がんも増えているが、がんから生還する人も増えているのだから。

息子が順調に復職出来たら、そちらの方面のことも勉強してみたいと思う。

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