ステロイドの魔法(day46-day48)2013年07月28日 22時23分58秒

胃カメラの所見ではそれほど顕著なGVHDは見られず、生検の結果を待つことになりました。(胃カメラは相当きつかったらしいけど...)

しかし、これほどまでに続く熱と倦怠感と食欲不振は尋常ではないとの判断で、ステロイドを開始することになりました。ステロイドは点滴静注で1日1回入れてもらっていますが、効き目は絶大です。

開始直後から、まず熱が下がりました。ベッドの上にきちんと座れるようになり、息切れもしないし、饒舌になりました。久しぶりに笑顔も見られて嬉しかったです。

ステロイド開始と同時に経口になっていたイトリゾールも点滴に戻り、栄養点滴もややカロリーのあるものに戻りましたので、全身状態は良くなりました。

治療としては逆行するのかもしれませんが、一見元気を取り戻したかのように見える姿に少し安堵しました。ここ数日は食べ物より薬を飲む方が量が多いような具合でしたから、親としてはホッとしました。

味覚障害もあって、それまで3口くらいしか入らなかった食事が、コーンスープ1杯飲み干せるようになり、体重も57.2㎏で下げ止まり僅かですが増えてきました。

よれよれで始めたお散歩も、しっかりした足取りで今日は3周できました。

ここまでは良いことずくめのステロイドですが、コワイ副作用もあります。免疫抑制を強めている訳なので、感染も心配だし、今すこしハイ(多幸感)になっているので、後が心配でもあります。

ま、先生がうまく調節して下さるでしょうから、取り越し苦労せずに今の平和なひとときを享受することにしましょう♪

コメント

_ c.y ― 2013年07月30日 12時45分49秒

まさに「魔法の薬」ですよね。
確かに怖いところもありますけど
これで少し食べることができて、体力がつけば
虚脱の時も軽めに乗り越えられますよ。
ステロイドパルスした後、私はプチ鬱になりましたが
体力は戻ってましたから、病状的には+でした。

行きつ戻りつ…見守るご家族は落ち着かないと
思いますが、最強医師団がついている!と思い
あとは「さじ加減」のお手並みを拝見しましょうwww

_ リボン管理人 ― 2013年07月31日 11時06分56秒

いつも的確なアドバイスに感謝!
近頃食べられるようになったもの2つ。
グレープグミとカップにパンとかぼちゃのポタージュが入って
お湯を注ぐだけで出来上がるヤツ。
相変わらず甘味以外には舌が反応せず。
それでも進歩です(*^^)v

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