熱と倦怠感と食欲不振(day38-day42)2013年07月22日 20時18分13秒

このところの息子の様子はまさにタイトルが示すとおり。

なかなかベッドの上に座っている事が出来なくて、すぐ横になってしまう。それでもほんの少しずつ快方に向かっているような気がするよと私が言うと、息子はまるで実感が湧かないと言う。

まずWBCが1600に落ちたところでいつもならグランの皮下注射だが、中身がいいので打たずにいると、今日は1800と僅かながら自力で増えている。

赤血球も網赤血球の割合が増えてきている。赤ちゃん細胞がんばってくれてるみたい。

熱も38℃台後半というのは減り、1日中37℃台をキープした日も2日ほどあった。もちろんカロナールは手放せないのだが...

そして今日の夜からついに免疫抑制剤が点滴のサンディミュンから経口のネオーラルに変わるそうだ。血中濃度が安定しているからでしょうと看護師さんが教えてくれた。

点滴台はどんどんシンプルになっていく。もう栄養と生食とホスカビルくらいかな。その分飲み薬が増えてそれはそれで大変そう。ネオーラルって臭くてデカイのね(^_^;)

ここのところの悩みだった痒みもステロイドの塗り薬でかなり治まってきた。先週やった皮膚生検の結果もそろそろ出る頃だろうか。

食欲は全くない上に、味覚障害で甘さ以外を感じなくなった。見かねた先生がカップ麺(化学療法中はよく食べていた)の許可をくれたが粘土を食べているようだと言う。

無菌食はストップしてもらい、今の主食はプッチンプリン。それ以外のものは大抵3口が限界みたい。体重は移植前64㎏だったのが今は58㎏を切った。

明日はいよいよ移植後初の骨髄穿刺。これで移植の治療効果がわかる。息子は幸せなことに骨穿のことも忘れていた。でも看護師さんたちが痛くても頑張ってみたいなことを言ったので、漠然と不安になってきたみたいだ。

ああ、私もコワイ!どうかどうかドナー由来の細胞が増えていますように!白血病細胞が見つかりませんように!祈るばかりです。

今日、血小板輸血の時不思議なことがあった。輸血は通常赤血球はO型(本来の自分の型)、血小板はA型(ドナーの型)を入れている。でも今日はB型の血小板だったの。

HLAが合ってると血小板はB型でもいいんだって~!何だかこんがらがりますね。体内でカクテルのようにいいカンジに混ざってんのかしら?血液って奥が深いのね~まだまだ勉強が足りませぬ(反省)

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