退院52週目(day439-day445)2014年09月06日 09時18分12秒

退院52週目、退院してようやく1年。

これを機に毎週更新はやめにして不定期更新にしようと思う。外来ももうすぐ2週間に1度から3週間に1度に間隔が空きそうな気配になってきたしね。

今週は外来の週だった。移植後1年したら免疫抑制剤は切れるものと漠然と思っていたが、退院後1年たった今でもネオーラルは朝晩変わらない量を飲んでいる。プレドニンも一旦は切れたが再開し、ようやく今週から4㎎に減った。

4㎎に減ったことで、宿題に出されていたビスホスホネートも見送ることになった。これでもし不具合が出て、プレドニンの量を10㎎に戻されたら、ビスホスホネートも始めるという条件付である。

前回の定例会でも話題になったが、ステロイドの長期服用で骨粗鬆や糖尿、白内障など様々な副作用が出る。どれも出て欲しくはないが、私が恐れているのは大腿骨頭壊死である。主治医の先生もこればかりはどのくらいの量をどれくらいの期間服用したら起こるというのがわからないと仰る。

そして予防的には今のところ確実な方法はないが、まだビスホスホネートが効くのではないか?と言われているレベルだそうである。先生も何とも言いようがないらしく歯切れが悪い。

今回、4㎎に減りこのまま順調に3㎎まで減らせればリスクが低くなるので、とりあえずそこを目標にやっていく。ネオーラルは少々長く飲んでも構わないらしい。相当臭いし多毛になるので本人は嫌がっているけどね(笑)

血液データはこのところほとんど変わらなかったのだが今回少しWBCが4000と減っている。1回だけのことならいいのだが、これ以上は減らないでほしい。先生は好中球が67%あるから心配ないだろうとのこと。

ま、各種薬漬けではあるが、ある程度のハンディつきで社会復帰も出来たことだし、高望みはせずぼちぼちやっていくことだろう。息子はのんびり屋なのでそれも幸いしているのかも。思うところは色々あるのだろうが一向に焦った様子はない。

これだけ白血病との付き合いが長くなると、他の人が聞いたら引くようなブラックなジョークも日常会話に中にバンバン入ってくる。腫れ物に触るような扱いだとやってられないからだ。

それも今息子が生きていればこそなのだが、深刻な病気の最中でさえなんかふと可笑しみが湧いてくることってない?そういうのも意外と大事なんだよね。闘病生活を真正面から乗り越えようとすると行き詰まっちゃうからね~♪

とはいえ、ある時期本当に真正面から向き合わないといけない時もある。笑えない日も確かにあった。今まさにそこにいる人たちに敢えてエールを送り続けたい。

あなたはもう充分頑張っているけど、やっぱりあともう少し頑張ってね、と。応援している人はいっぱいいます。

コメント

_ n-mak ― 2014年09月15日 13時40分17秒

私もステロイドの長期副作用が心配で、眼科と整形外科は半年に一度診てもらってます。

_ リボン管理人 ― 2014年09月17日 11時23分44秒

こちらの方ではお久しぶりですね(笑)
その検査は血液内科の先生がオーダーしてくださるの?
それとも自主的にですか?

_ n-mak ― 2014年09月22日 22時47分04秒

ひさびさです。

自分で各科の先生に聞いて回りました。

成人ですし、自分の意思をしっかり持つことが大事かなと。
訪問リハビリで毎回体温と血圧測ってもらってますがこのデータは、リハビリの状況とあわせて毎月主治医に報告されるので、経過観察には大事な情報になっているみたいです。

_ リボン管理人 ― 2014年09月23日 13時00分47秒

おっしゃるとおりなんですよ。
移植患者は血管にダメージを受けているので普通の人より10歳早く成人病(生活習慣病)のリスクが高まるそうです。

だからn-makさんのように自分で聞いて回るか、もしくは血内の主治医に検査のオーダーを入れてもらうかする必要があります。

何か異常があればもちろん主治医の判断で検査のオーダーがされますが、予防的にはやはり自分の身体は自分で管理する意識を持つってことでしょうか。この病気はいつまでも気が抜けない相手ですね。

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