おれんじの会市民公開講座へ行ってきました!2015年10月05日 15時59分19秒

10月4日、山口のNPO法人おれんじの会主催の市民公開講座が下関で開催されましたので参加して来ました。

おれんじの会は山口県特発性大腿骨頭壊死症友の会です。
http://blog.canpan.info/orange083/

テーマは「股関節の病気と歩行障害」で講師は山口大学整形外科の今釜崇先生でした。大変丁寧でわかりやすく、股関節のしくみから始まり、色々な病気と治療法、最後はロコモティブシンドロームまで幅広く話して頂きました。

特発性大腿骨頭壊死症(ION)の基本的な知識を夫に理解してもらうのには、うってつけの内容でした。息子と私は整形外科のI先生の診察時に色々な説明を受けていましたが、夫は同席していないので色んな事がまだよく理解出来ていなかったからです。

また医療講演会では、耳から聞く専門用語がわかりにくいという事がちょくちょくありますが、今回は「要約筆記下関」の人たちの協力で、内容がリアルタイムで前方のプロジェクターに表記されて大変理解しやすかったです。

これは耳の不自由な人だけでなく、誰にとっても親切で優しいサービスだと感心しました。いつかリボンの会でも出来るといいなと思いました。

講演後の質疑応答で、人工関節術を受けられた方の悩みがわかったことも収穫でした。今まで、私は手術までのことを主体に考えてきましたが、その後の生活のことも視野に入れなければと気づきました。

代表の渡辺さんは自身も難病を2つ抱える患者でありながら、現役の整形外科医であり、患者会活動も精力的にこなすパワフルな方です。私たち夫婦も講師の今釜先生や渡辺さんから、親身なアドバイスやパワーをたくさんもらって帰りました。

帰り道夕陽を見ながら渡る関門海峡はとても綺麗でした。下関まで行って本当に良かったです。