定例会が開かれました!2011年03月06日 12時14分11秒

3月5日(土)浜の町病院別館5F小会議室で、定例会を行いました。晴れて少し肌寒い日でしたが、30名ちかくの参加者がありました。

自己紹介の時、今回の参加者の中に「うつ」や「気分の落ち込み」などについての悩みが多かったため、グループミーティングの際、「うつ」、退院後の生活」「現在の病状」の3つのグループに分かれて、話してもらうことになりました。

血液疾患患者・家族にとって、もちろん病気に対して正しい知識を持つことは、治療を進めていく上で大切です。しかし、いまやインターネットや書物、講演会など、情報を得る手段はたくさんあります。

むしろ、治療後の生活を他の皆さんはどうやっているのだろう?とか、慢性GVHDなどの不快な症状とうまく付き合っていくにはどうしたらいいだろう?とか、社会復帰がうまくいっていないのは自分だけなんだろうか?など、経験した人にしかわからない事を率直に話し合う場というのはなかなかありません。

管理人もどんなに親しい昔からの友人にも、息子や母の病気についてそんなに詳しく話す気にはなれません。相手が同情してはくれても、引いてしまう雰囲気を感じ取ってしまうからです。

また家族ではあっても患者のプライバシーを世間に公開することで被る社会的な不利益を考えてしまうから、話す相手を選びます。患者本人が自分から言うことについては、問題ないとは思いますが...

だからこそ、管理人は定例会を大切にしたいのです。定例会では、みんな初めて会ったメンバーにも関わらず、素直に自分の体験を語ります。そこには経験した人にしかわからない空気があるのです。

最後に、グループで話し合った内容を簡単に発表し、吉住先生に取りまとめ、補足説明をして頂きました。

気分の落ち込みや眠れなさ、イライラ等で日常生活に支障をきたしていれば、精神科や心療内科を受診してもらったら良いと思います。「その精神状態のせいで自分もしくは周りの人が日常生活で困っている」かどうかが目安ではないでしょうか。

目安のひとつとして「こころとからだの質問票」を参考にされるのもよいでしょう。
http://www.cocoro-h.jp/depression/checksheet/index.html

また、長期の入院中に、誰もが一度はお世話になった睡眠導入剤も多くの種類があります。

睡眠の最初に効くものから、睡眠の中盤以降に効くもの、また作用時間の短いもの、長いものなどあるので、どんな風に眠れないのか詳しく話して、自分に一番合うものを処方してもらうようにとアドバイス頂きました。

薬は自転車の補助輪のようなもの、自力でバランスが取れない時には助けになります。うまく乗れるようになったら、外すことが出来るのと同じように、調子が良くなってきたら徐々に減らしていくことができます。

先生からわかりやすいHPを紹介して頂きました。
UTU-NET http://www.utu-net.com/ 
こちらも併せて参考になさってください。

来月の定例会は4月9日(土)です。定例会を早めに切り上げて、お花見をしたいと思います。参加されたい方は自分の食べたい物と敷物を持っていらしてください。

おつまみでもおにぎりでもスィーツでもOKです。せいぜい1~2人分の量で十分です。みんなで持ち寄るからどんなものになるか楽しみですね♪

飲み物はこちらで用意します。晴れるように祈りましょう!たくさんの参加をお待ちしています!

コメント

_ n-mak ― 2011年03月22日 22時33分41秒

今日(3/22)、福岡でも開花宣言がでましたね。
せっかくだから、晴れてほしいです★。
当日の予報はまだ出ていないけれど、直近の3月29日は
曇りのち晴れでした。

心とカラダは、大なり小なりリンクしてるんだなあ、と思う今日この頃です。

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