リボンの会のHP移転しました! ― 2010年11月04日 19時22分30秒
今日、リボンの会のHPがリニューアルし、移転しました!
以前のものは本当に手づくりで、拙いものでした(^_^;)不慣れな管理人がホームページビルダーでどうにかこうにか作り上げたものだったので、更新などが大変でした。
今度のはさくさく更新出来ちゃうし、どう?デザインもちょっと垢抜けたカンジでしょ?独自ドメインも取りました!
ほのぼの手づくり感はやや後退し、ちょっと淋しい気持ちもするのですが、見やすく管理しやすい方に軍配があがりました。
http://www.ribbonnokai.org
これからも旧HP同様、可愛がってやってくださいまし。
旧HPの方も移転のお知らせと、初心を忘れないために、リボンの会の玉手箱としてしばらく残しておきます。
以前のものは本当に手づくりで、拙いものでした(^_^;)不慣れな管理人がホームページビルダーでどうにかこうにか作り上げたものだったので、更新などが大変でした。
今度のはさくさく更新出来ちゃうし、どう?デザインもちょっと垢抜けたカンジでしょ?独自ドメインも取りました!
ほのぼの手づくり感はやや後退し、ちょっと淋しい気持ちもするのですが、見やすく管理しやすい方に軍配があがりました。
http://www.ribbonnokai.org
これからも旧HP同様、可愛がってやってくださいまし。
旧HPの方も移転のお知らせと、初心を忘れないために、リボンの会の玉手箱としてしばらく残しておきます。
骨髄バンクが10月から... ― 2010年11月11日 17時46分42秒
ものすご~く昔のことだけど、子どもが白血病になる前は、骨髄って何だか液体じゃなく、固体のようなイメージを持っていました。移植って言葉も何だかどこかを切る手術のように捉えられがちですよね。
まあ、今は正しく理解しているんですけどね(^_^;)
それでも骨髄バンクが出来て20年、これまではまさしく骨髄から造血幹細胞を取り出す手術(?)をしていた訳です。全身麻酔が必要ですから。
血縁者ドナーの場合は末梢血幹細胞移植(PBSCT)がポピュラーになっている現在、いつになったら日本でもバンクのドナーから非血縁者末梢血幹細胞移植ができるようになるのかと思っていましたら、ようやくこの10月からが導入されたようです。
詳しくはバンクのプレスリリースをご覧下さい。
http://www.jmdp.or.jp/documents/file/07_about_us/press/press_10_09_02_02.pdf
11月7日の豊嶋先生の講演会は、そのあたりの事情をわかりやすく説明して下さっていて勉強になりました。
アメリカのバンクでは10年以上も前から実施されているPBSCTですが、何故日本では開始が遅れたのでしょうか?
それは健康なドナーにG-CSF製剤を打つことへの安全性の問題があったため、ドナーのフォローアップに細心の注意と時間をかけて、確認作業をしたからです。
その結果、日本では血縁者PBSCTの事故はなく、良い結果が出たので、非血縁者、すなわちバンクでも踏み切ることになったそうです。
今のところ、対象ドナーは、①骨髄の提供履歴があること、②HLAが遺伝子レベルで8/8一致していること、③末梢血幹細胞採取施設に通院可能なこと、を条件として限定的に実施していく予定です。
対象ドナーの方には、患者さんとのコーディネートが開始されると、コーディネーターや医師から採取方法について詳しく説明し、末梢血幹細胞採取と骨髄採取のうち希望しない提供方法や進行の可否について選択することになります。
では患者側はどうでしょう?
採取の方法に選択肢が増えたことで、どうしても骨髄移植(BMT)をしないといけない患者はチャンスが減る可能性が出てくるでしょう。
ドナー側には選択する権利がありますが、一応ドナーには「患者の希望を聞きたいですか?」と尋ねることはするそうです。
逆に高齢者や体力に落ちた患者にとっては、ミニ移植の可能性が出てくるでしょう。ミニ移植にはPBSCTの方が安全だと言われています。移植の高齢化が進んでいる今、チャンスが増えることになります。
導入直後は一時的に医療現場はやはり負担増になると思います。しかし定着してくると、骨髄採取にかかる医師のマンパワーは末梢血の方が少なくなりますし、手術室の絶対数の不足が問題になっている日本の現状が少しは改善されるのではないか思います。
うちの息子は今のところ移植はしていませんが、血縁者にドナーがいますので、いつもお守りのように感じています。
骨髄バンクに頼らざるを得ない多くの患者にとって、PBSCTの導入にが不利になることなく、さらに迅速なコーディネートが可能になることを願って止みません。
まあ、今は正しく理解しているんですけどね(^_^;)
それでも骨髄バンクが出来て20年、これまではまさしく骨髄から造血幹細胞を取り出す手術(?)をしていた訳です。全身麻酔が必要ですから。
血縁者ドナーの場合は末梢血幹細胞移植(PBSCT)がポピュラーになっている現在、いつになったら日本でもバンクのドナーから非血縁者末梢血幹細胞移植ができるようになるのかと思っていましたら、ようやくこの10月からが導入されたようです。
詳しくはバンクのプレスリリースをご覧下さい。
http://www.jmdp.or.jp/documents/file/07_about_us/press/press_10_09_02_02.pdf
11月7日の豊嶋先生の講演会は、そのあたりの事情をわかりやすく説明して下さっていて勉強になりました。
アメリカのバンクでは10年以上も前から実施されているPBSCTですが、何故日本では開始が遅れたのでしょうか?
それは健康なドナーにG-CSF製剤を打つことへの安全性の問題があったため、ドナーのフォローアップに細心の注意と時間をかけて、確認作業をしたからです。
その結果、日本では血縁者PBSCTの事故はなく、良い結果が出たので、非血縁者、すなわちバンクでも踏み切ることになったそうです。
今のところ、対象ドナーは、①骨髄の提供履歴があること、②HLAが遺伝子レベルで8/8一致していること、③末梢血幹細胞採取施設に通院可能なこと、を条件として限定的に実施していく予定です。
対象ドナーの方には、患者さんとのコーディネートが開始されると、コーディネーターや医師から採取方法について詳しく説明し、末梢血幹細胞採取と骨髄採取のうち希望しない提供方法や進行の可否について選択することになります。
では患者側はどうでしょう?
採取の方法に選択肢が増えたことで、どうしても骨髄移植(BMT)をしないといけない患者はチャンスが減る可能性が出てくるでしょう。
ドナー側には選択する権利がありますが、一応ドナーには「患者の希望を聞きたいですか?」と尋ねることはするそうです。
逆に高齢者や体力に落ちた患者にとっては、ミニ移植の可能性が出てくるでしょう。ミニ移植にはPBSCTの方が安全だと言われています。移植の高齢化が進んでいる今、チャンスが増えることになります。
導入直後は一時的に医療現場はやはり負担増になると思います。しかし定着してくると、骨髄採取にかかる医師のマンパワーは末梢血の方が少なくなりますし、手術室の絶対数の不足が問題になっている日本の現状が少しは改善されるのではないか思います。
うちの息子は今のところ移植はしていませんが、血縁者にドナーがいますので、いつもお守りのように感じています。
骨髄バンクに頼らざるを得ない多くの患者にとって、PBSCTの導入にが不利になることなく、さらに迅速なコーディネートが可能になることを願って止みません。
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