白血病 と 息子 と 私、 ときどき 母

毎日浜の町病院に通っている管理人ですが、先週はちょっと自分が体調不良で洗濯物を届けるとそそくさと帰っていました。血液内科病棟は周りに迷惑をかけてしまうので用心、用心！

さて母の様子ですが、今２クール目の終わりに差し掛かっています。１クール終了時にずいぶん治療効果が現れていたのですが、発熱で２クール目の開始を少し遅らせただけで腫瘍が勢いを取り戻してしまい、また絶飲食になってしまいました。

２クール目からはTHP-COP療法の前にリツキサンを加えて、前回より強力に行うことになり、幸い良い結果が得られたので、食事もまた重湯から始めて五分粥まで進んできました(*^^)v

息子（ALL）の時は抗がん剤を使う度に様々な副作用に苦しみましたが、母は副作用がほとんどと言っていいほど無く、効用の方が大きいので助かっています。

今のところ脱毛もそれほどひどくなく、白血球が２０００を切ればグランを注射されますが、まだ１０００を切るようなことも無く、輸血も一度だけ行いましたが貧血も改善されてきたようです。

一番心配していたむくみも口から栄養を摂れるようになってアルブミン値が上がってくると、利尿剤の効果もあって随分解消してきました。先週は体重を計る度に１㎏ずつ増えていくので恐ろしいみたいでしたが、ひと安心です。

１クール目のことがあるので、２クール終了後も休まず３クール目を続けて行うそうです。母はまだ当分外泊の許可は下りないでしょう。とにかくＱＯＬを落とさないために、まめに散歩（といっても院内ですが）に連れ出すようにしています。

７９歳の母がたとえ病気が治っても以前のような生活をすることが出来るのかどうかわかりませんが、とにかくチャレンジです。ここが息子の時とは違って気を遣う部分ですね。