転院を決意する2006年04月04日 11時08分38秒

代表の宮地さんと一緒にモリモリさんのお見舞いに行ってきました。モリモリさんはとってもいいカンジのメールを送って下さる方です。いつも明るく前向きで周りの人への感謝の言葉がいっぱいのメールには、モリモリさんの人柄がよく表れています。

最近のメールで再発のことを知り、もう居ても立ってもいられずに迷惑を顧みずに押しかけて行ったのでした。

モリモリさんは前回の移植のGVHDがひどく、まずその手当てをしてから、今後の治療に入られるそうです。今のところ血球数も下がっていないので、顔色もよく思ったよりお元気そうでしたので、しばらくとりとめの無い話をして帰りました。

病室にはパソコンが持ち込めるので、ぜひ皆さん、励ましメールをリボンの会宛に送ってください。私が責任を持ってモリモリさんにお届けします。

再移植になると、またまた孤独な闘いの日々が訪れます。どうか病室にいても、外の世界とつながっていられますように、リボンの会の会員と支えあっていけますように、このパソコンという文明の利器を最大限活用して応援して行きたいと思っています。皆さんもぜひご協力くださいね。

さて前回お話した息子の件ですが、K先生との最後の診察に行ってきました。維持療法が済んだとはいえまだまだ不安な気持ちでいっぱいの私たち親子ですが、やはり事情がありK先生について行くことはかないませんでした。

色々迷いましたが、結局転院してE先生にお世話になる事に決めました。先生今後は公私共にお世話になりますm(__)mよろしくお願いします。

このサイトをたててから、相談のメールを受けるようなり感じることは、病気そのものの悩みもありますが、やはり主治医との関係についての悩みが結構多いということです。長期にわたる治療を必要とする血液疾患の患者さんにとって、主治医の先生と良好な関係を作る事は、その後の治療を進めていく上でのとても大切な事です。

ある患者さんにとってこれほどの名医はないと思われる先生でも、果たして別の患者さんにとってもそうかというと必ずしもそうとはいえないから、人間の相性というものは不思議です。

そんな時私はいたずらにセカンドオピニオンを勧めることはしません。まず相手も人間ですから、うまくコミュニケーションをとる努力をしてみてください。セカンドオピニオンはそれからでも遅くないと思います。

その為に次のようなことをアドバイスしています。
①患者も自分の病気について勉強しましょう。
②聞きたい事は箇条書きにして書き留めておき、必ず先生にアポイントを取って質問するようにしましょう。
③質問には必ず複数の人間が立会い、メモを取るようにしましょう。
わからない事がクリアになれば、ずいぶん気持ちが落ち着いてきますよ。

上記のような努力をして、自分にとって相性のよい先生を見つけたら、どこまでも追っかけていきましょう!でも努力をしてもダメだったら、さっさと気持ちを切り替えて別の努力をすることも必要かもしれません。自分の生命なのですから変に遠慮して後悔はしたくありませんものね。

ふうーっ(+_+)今更ながら病気のことをいろいろ考えさせられた一週間でした。でもあきらめないよ!ガンバルからね!(^^)!

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