スカーレットのたけしくん2020年03月04日 08時48分20秒

最初からわかっている事とはいえ今朝のスカーレットで「ついにその時が来てしまった。」と思った。
今までは楽しく見ていられたのだが明日から普通の気持ちで見られるだろうか?

モデルの神山清子さんは白血病の世界ではある意味有名で「火火」(高橋伴明監督)という映画にもなっている。
バンクの立ち上げにも関わった方である。

今ならグリベックがあるのにな~とか色々な雑念が入ってしまいそう。
朝から泣くようなドラマはつらいな。
どんな描き方をされるのだろうか?

先生が稲垣吾郎くんみたいだけど、ちゃんと診察して患者に寄り添ってあげてよね!!
とかいらんお世話を焼いてしまいそう(-"-)

あ~どっちにせよ、冷静ではいられない予感。

母の定期受診2020年03月14日 08時32分07秒

コロナの院内感染のリスクもあったが定期検診には行くことにした。
予約を変更するにも一体いつにすべきか判断に迷ったし
そもそもリスクを天秤にかけたらどっちもどっちだったから。

病院側も相当警戒しているらしく表玄関にも裏玄関にも見張りの人が立っていて物々しかった。

検査の結果リンパ腫のマーカーは安定しているがやはり貧血がいまいちなので
腎性貧血を疑って注射が始まった。

メルカリみたいな名前の、えーっと何だっけ?
ミルセラだった!を少量からスタートしてみる。
よくわからないのでググってみると「持続型赤血球造血刺激因子製剤」とある。

母の貧血はリンパ腫の進行でも鉄欠乏性でもなさそうなので
もう少し腎臓に頑張ってもらって造血を促す作戦みたい。

本人は案外けろっとしてふらつきもなくご飯もしっかり食べられているので今のところ問題はなさそうだが
ミルセラが効けばラッキーである。

この日は息子の入院中同室だったK君と偶然会い、朝ドラのスカーレットの話になった。
彼も見ていて朝から親と涙、涙です(ToT)と言っていた。そうやろなぁ。
多かれ少なかれ何年経ってもフラッシュバックするもん。

今朝のスカーレットにはびっくり!
血液内科にはあるまじき光景が...大人数のお見舞い、病室には花。

ぜーったいアリエナイから(-"-)
NHKさんもう少し丁寧に小道具用意してねって思ったわ。

あらやだ!血内歴長いとつい小姑みたいな口調になってる(^-^;
実話なので展開はわかっているがやっぱり毎日みてしまう。
3月末で終わるならどこで切る!
願わくば明るい希望を感じさせる終わり方であって欲しいな。

スカーレット終わってしまった2020年03月29日 09時38分31秒

スカーレットロスではない。

実話とは少し違ったけどたけしくんは旅立っていった。
やや急ぎ足の淡々とした終わり方がよかったと思う。

朝から悲惨すぎるのも嫌だし、かといって助かって陶芸家を続けるというのも不自然なので。

今だったらグリベックがあって助かる病気になっていただろうにとも思うが
死の期限がきまっていたからこそ作品にすべてを注いで充実した人生を送ることが出来たのかもしれない。

それは誰にもわからない。

だけど「絶対に助けてやる!死なせない!」といった喜美子の言葉は叶わなかったけど
親だったら皆が思うことだろう。

私もひとりで病院から帰る車の中で何度も大声で叫んだから、よくわかる。
あれは自分に言い聞かせてたのかもしれないね。

病気の種類は違うけどドラマを通じて白血病や骨髄移植への関心が高まるのは悪くないと思う。
この病気は若くして罹るとその後の人生は大きく変わってしまう。
移植後のAYA世代の生きづらさは相当なものだが
これも人によって違うし他の病気でも多かれ少なかれあるだろう。

労働人口がどんどん少なくなる日本で少しの工夫と周囲の思いやりで
がんサバイバーの労働力だって活かせると思うんだけど。

まずはこの新型コロナに罹らないことが血液疾患患者にとっては生き抜くための喫緊の課題。
うちはハイリスク患者だらけだもんなぁ。