母の手術前に2018年11月22日 09時56分12秒

検査入院の直前に被せていた義歯が折れ歯の根だけが残ってしまった。近所の歯医者に行くと手術を控えしかも大動脈弁狭窄症と心房細動の既往歴のある患者の抜歯は引き受けられないと、総合病院へいくように紹介状を持たされた。

本来なら手術をする病院で受けたかったのだが、そこに歯科はなく仕方なく家から一番近い総合病院に予約を入れ受診した。ここでも手術前の抜歯はリスクがあるので手術後入院しての抜歯を勧められた。

しかし口腔内のクリーニングだけは大きな手術前にしておくべきだと言われ、大量の抗生物質を飲んでお掃除をしてもらった。これでひとつやるべき事が終わった。

それと同時に母のサ高住への引っ越しも行った。10月末にこちらへ連れて来てずっと我が家に逗留していたが、家族みんなに疲れの色が見え始めていたので、渋る母を説き伏せて春までという条件で入居してもらうことにした。

母の検査入院直前に、家の近くで空いているサ高住を検索し見学に行き、ようやく母が住んでくれそうな所を見つけて仮予約し、最終的に母のOKを取って決めた。

そして検査入院中に荷物を運びこみ、退院後は直接そちらへ入居してもらった。これが本当に正解で生活が安定した。

母も住んでみるとひとり暮らしよりはるかに楽で、部屋も廊下も食堂もみな暖かいのでのんびり大好きな新聞を読んで過ごしている。TV浴もしうたたねもしている(^_^;)

住人の方たちもみな自立の方ばかりなので、つかず離れず世間話をする程度の関係をキープすることが可能である。嫌がっていた高齢者施設での暮らしが意外と気に入ったみたいで私はほっとした。

ことしは父の葬儀もあり実家との往復に疲れ果てていたので有難い。安否確認のための朝夕のメールも気にせず自分のペースで生活できるのは何年ぶりだろうか。

しかも父のお墓を福岡に建てたので、母のすむ場所から見えるほどの近さである。お父さんが私の窮状を見かねて母を呼び寄せてくれたのかな~?

後は月末の小腸切除手術を待つばかりである。こちらもどうか上手くいきますように。お父さん、母はまだそちらへ行くつもりはなさそうなので、そこのところはよろしく。

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