運営委員会が開かれました!2009年03月16日 15時10分28秒

いつもの会報発送作業を兼ねて浜の町病院で運営委員会が開かれました。目的のひとつは、今年の活動計画をたてることなのですが、もうひとつ今回はある方たちとの面会が計画されていました。

きっかけは突然届いた一通のメールでした。


(以下メールの引用)

リボンの会のサイトを見てメールしました。

私は、博多区中洲で飲食店を経営してる者です。早ければ今月から活動資金のカンパをしてみようと考えております。 しかし、少し躊躇してる所もあります。

私も含め、スタッフも白血病や再生不良性貧血の事を良く理解していません。もし宜しければ、私のスタッフに病気の事やリボン会の事を教えて頂けないでしょうか。

突然のメールで不躾な質問をしてしまい本当に申し訳御座いません。


差出人の名前もなく、携帯から送られてきたこのメールを見て、最初管理人は新手の詐欺?(本当にごめんなさい!)とちらっと思いました。その後、何通かのやりとりがあり、ようやく電話番号の交換、そして、今日この運営委員会の場にお越し頂けるといった運びになったのでした。

初めて顔をあわせるのでドキドキ、緊張していましたが、現われたのは7名のカッコイイ若者の集団でした。代表の方が最年長で28歳、あとのメンバーは20歳前後でしょうか、あちらもちょっと緊張して入って来られました。

人なつっこく気さくな代表は、若さに似合わずしっかりした考えの持ち主ですぐに以前からの知り合いのように打ち解けた雰囲気になりました。

「お店でボトルをキープされたらお客様に100円募金をしてもらっています。今までユニセフなどに寄付をしてきましたが、出来れば地元で頑張っている団体に使ってもらいたいと思って、インターネットで調べていたら、リボンの会のHPに出会いました。これだ!と思ってその場ですぐメールしました。」とおっしゃいました。

管理人この言葉は嬉しかったですね~。どうしてうちの会だったのかと言うと、「HPがきちんと更新されていて、ブログにもリンクされていて、実際に活動している様子がわかったから。」ですって!ぐすん、管理人冥利につきますぅ。

その後、患者や家族が自らの経験を通じて白血病についてお話ししました。皆さん初めて聞くような内容ばかりで驚いておられましたが、「白血病は血液のガンである、白血病はうつらない、不治の病ではないが厳しい病気、誰でもある日突然なる可能性がある。」などの基本的なことはわかって頂けたのではないかと思います。

そんな訳でこの若き経営者の熱い志が私たちにもひしひしと伝わり、有難く毎月の寄付を頂く運びとなりました。

この元気なパワーのある若者たちを通じて、一般の人にも白血病の正しい認識が広がっていくことを期待したいと思います。