定例会が開かれました ― 2010年10月24日 09時41分47秒
10月23日土曜日、浜の町病院で定例会が開かれました。20数名の参加があり、半数くらいが初めて参加される方でした。
今回は定例会と平行して別室で衛藤先生の個別相談があるという形式でやってみましたが、これも落ち着いて相談できてよかったのかもしれません。
浜の町病院臨床心理士の吉住先生のお話は「悩みとのつきあい方」でした。最初に先生の病院内での仕事の内容を、次に患者さんの心のつらさがどのようなものか、どこから来るものなのか、どのように支えていけばよいのかについて、具体例をあげて説明して頂きました。
病気に対する姿勢ということでは、昔の結核患者の例をあげておられました。当時不治の病と言われていた頃、患者さんには3つのタイプがあったそうです。
①何事も前向きで積極的に病気と闘うタイプ
②もうどうせ助からないと諦めているタイプ
③どうにかなるさと楽天的に捉えるタイプ
最も治療成績のよかったのは③だったそうです。血液疾患の治療も①のような短距離走のようなやり方では息切れしてしまいます。この病気はマラソンのようなものです。
同じ病気になっても、気の持ちようで、悩みは重くも軽くも感じられます。頑張りすぎて、こころの受身が下手だと心がポキリと折れてしまいます。
古来からの諺や例え話にはそういう生きるヒントとなるものが多く、いい言葉を色々教えて頂きました。
「人は転び方がうまくなったから歩けるようになったんじゃないのかな。転び方がわからないと不安だと思うよ。失敗やうまくいかないことも案外、うまくいくための準備かもしれないよ。」
ちょっと立ち止まって視点を変えることの大切さ、悩みに対するこころの受身を練習して、頑張り過ぎないようにやっていきましょう。
今回は定例会と平行して別室で衛藤先生の個別相談があるという形式でやってみましたが、これも落ち着いて相談できてよかったのかもしれません。
浜の町病院臨床心理士の吉住先生のお話は「悩みとのつきあい方」でした。最初に先生の病院内での仕事の内容を、次に患者さんの心のつらさがどのようなものか、どこから来るものなのか、どのように支えていけばよいのかについて、具体例をあげて説明して頂きました。
病気に対する姿勢ということでは、昔の結核患者の例をあげておられました。当時不治の病と言われていた頃、患者さんには3つのタイプがあったそうです。
①何事も前向きで積極的に病気と闘うタイプ
②もうどうせ助からないと諦めているタイプ
③どうにかなるさと楽天的に捉えるタイプ
最も治療成績のよかったのは③だったそうです。血液疾患の治療も①のような短距離走のようなやり方では息切れしてしまいます。この病気はマラソンのようなものです。
同じ病気になっても、気の持ちようで、悩みは重くも軽くも感じられます。頑張りすぎて、こころの受身が下手だと心がポキリと折れてしまいます。
古来からの諺や例え話にはそういう生きるヒントとなるものが多く、いい言葉を色々教えて頂きました。
「人は転び方がうまくなったから歩けるようになったんじゃないのかな。転び方がわからないと不安だと思うよ。失敗やうまくいかないことも案外、うまくいくための準備かもしれないよ。」
ちょっと立ち止まって視点を変えることの大切さ、悩みに対するこころの受身を練習して、頑張り過ぎないようにやっていきましょう。
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