手術後の経過2016年02月28日 09時07分21秒

手術は成功したものの、しばらく苦しい日々が続く。移植の時のような何とも言えない倦怠感や先の見えない膠着感とは違うが、手術って怪我してるようなものだから痛みが次々やって来るのだ。

やはり手術当日の夜が一番苦しかったらしく、フェンタニル(移植の時もお世話になった麻薬)の入っている間は副作用の吐き気と必死に闘いつつ姿勢を変えられない苦しさにひたすら耐えていた。

個室は一晩だけで翌日はもう大部屋へ。整形外科って次々患者さんが来るから病室はいつもいっぱい。だけど退院していく人も多く回転が速い。血内に比べて先生も看護師さんも患者さんもやっぱ体育会系な雰囲気だ。

翌朝の採血でDダイマーの値が並はずれて高く、先生が焦ってエコーで調べたが血栓などはなくひと安心。翌々日にはほぼ標準的な値に下がった。

ヘモグロビンの値も久しぶりに10g/dlを切り、顔は真っ白で血の気がなく、リハビリのために上体を起こすとめまいがひどいので寝たままで行う。

3日目にフェンタニルの点滴が外れ、ようやくゼリーやアイスなどを少しずつ口にするようになり、4日目からは少しずつ病院食も食べられるようになった。点滴や導尿の管も取れたので車椅子に乗って移動することができるようになった。

こうやって気分転換が出来るようになるとぐんぐん快方に向かっているような気がする。しかし患部の痛みはまだかなりあるらしく、手術した左足は正常な右足の1.5倍くらいに腫れているのでいつも保冷剤みたいなやつで冷やしている。

6日目には友達もたくさん来てくれてベッドの周りはお見舞いの品で溢れていた。思えば18歳から何度入院しどれだけの人に見舞ってもらったことか。それでも世間から見捨てられずに幸せなこと、感謝の気持ちでいっぱいになる(涙)

昨日はちょうど申請していた特定疾患の認定証が家に届いたので息子に持って行くと、月額の上限2500円という区分になっていた。所得が低いからかもしれないが、これは思っていたより負担が少なく済みそう。現在無給の息子もちょっと安心していた。

しかも入院中に届いたので立て替えずに済むのはなお有難い。今まで既に支払った分も申請後の分については戻ってくるそうだ。

1週間以内には次のリハビリ病院に転院の予定だが、どこに決まるだろうか?決まれば腰を落ち着けて1ヶ月間ハードなリハビリが続くらしい。息子はリハビリは楽しいという。かつてのサッカー少年だった頃の血が騒ぐのか?成果が目に見えるので達成感が味わえるのか?

このままトラブルなく順調に行って欲しい。今年のお花見は息子も母も一緒にたくさんで賑やかに行きたいな~(*^^)v

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