退院16週目(day187-day193)2013年12月21日 16時22分05秒

退院16週目は退院後初めての骨髄穿刺をした。

結果は来週の外来まで分からないが、ぱっと見て異常があればすぐに電話があるだろうから、どっしり構えて待つことにした。

おそらく当日にわかる血液学的レベルの検査では異常がないのだろう。外部へ出すMRDの検査はもっと時間がかかるから、年を跨ぐかもしれない。

あと、次の外来日に入れてあった循環器内科の検査と受診が前倒しであった。レントゲンと心電図、どちらもキレイで大丈夫と言ってもらえたので嬉しい。

ただアーチストは心臓が働き過ぎないよう保護する目的でずっと飲み続けないといけないそうだ。念のため年明けに心エコーのオーダーが入る。

落ち着かないが、あまり考えないようにしようと思い、家中の至るところにクリスマスの飾りつけをして楽しむ。子どもたちが家を出て行ってから、あまり出さなかった懐かしいものばかり並べてみた。

少しは病人の気が晴れるかと思ってのことだが、本人は一日中ほとんど自室に籠っている。相変わらずのエコモードである。

食事のことで私まで落ち込みそうになった頃、患者の友人が2人訪ねて来て色々アドバイスをくれた。話を聞くとみんな程度の差こそあれ、食べられないし動けないみたいね。

私もきちんとした栄養のある物、バランスの取れた食事にこだわり過ぎていたみたい。その人たちも食事らしい食事ではなくお菓子のような物ばかり食べていたと聞いて、少し安心した。

特にステロイドやネオーラルのような免疫抑制剤を切る時は、GVHDとの兼ね合いで一筋縄ではいかないらしい。一直線には減らせず行きつ戻りつしたと聞いて、のんびりやるしかないと腹を決めた。

本やネットで得た知識はあっても、やはり元気になった患者さんの口から直接聞く方が納得するし安心する。

息子も先輩たちと話して自分のやり方に確信を持ったようだ。食事の量も少しずつだが増えて来たように思える。

さあ、クリスマスにはなんのご馳走作るかな~♪