母帰る2016年04月29日 14時54分43秒

1月の半ばから3ヶ月、福岡に滞在していた母を関西の実家まで送って行った。今回は荷物もあったので久々のフェリーで往復し、休職中の息子も運転手として同行させた。

向こうでの滞在は1週間。その間にまず母のケアマネに会い今後のケアプランを決め、在宅医に会い、浜の町からの診療情報提供書を渡して月1回の訪問診療をお願いし、さらに訪問介護ステーションの看護師さんと会い月2回の訪問看護の契約を交わした。

母は要支援1しか付いていないのだが、1人暮らしなので受けられるサービス(ヘルパー、配食、デイリハ)を駆使して、日曜日以外は必ず誰かの見守りがあるという状態を作ってきた。さらに毎朝私へのメールをすることが日課なので、仮に異変があっても何日も発見されないということはないだろう。

合間を縫って、施設に入居している要介護5の父を尋ね、父のケアマネに会い、病院に連れてゆき、要りようの物を買い足し、介護タクシーを予約して食事に連れて行った。

父には詳しく母の容体を伝えなかったので、治療を受け元気になって戻って来たと思い喜んでいた。それでいいのだと思う。

さらに3ヶ月留守をした実家の片づけと掃除、銀行や郵便局、市役所など色んな雑務をこなし、免疫力UPするという天然ラジウム温泉へ母と息子を連れてゆき、ついでに比叡山の桜を見て来た。

滞在中毎日なにかしらの用事があり多忙を極めたが、これでまたしばらくは平和な自分の生活に戻れるという思いで何とかクリア出来た。今回は息子のサポートも大いに役立った。

母の次の受診は2ヶ月後。それまでは少しのんびり暮らしたい。

帰りのフェリーの中や高速道路で、たくさんの他県の救急車や緊急自動車に出会った。熊本を支援に行ってるんだなと思うと頼もしく有難い。自分には寄付をするくらいしか支援のしようがない。実際に現地で働く人たちに思わず心の中で手を合わせた。

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