2月定例会こぼれ話2009年02月22日 09時01分48秒

こぼれ話といっては失礼ですが、前回の報告に書ききれなかった話を追加で...

新しい参加者が5名と書きましたが、その中のおひとりはメールのやりとりを通じて、今回お会いするのを楽しみにしていた方でした。

昨年の3月までK市で小児科医をしていらっしゃいました。ご本人によると、7年前に悪性リンパ腫が発病し、治療(CHOP療法・当時は未だリツキサンは保険適応になっていませんでした)し寛解。4年後に再発しましたがその時はリツキサンを使用し、現在寛解中で経過観察の身だそうです。

昨年9月からさる病院で医療相談室顧問として患者相談支援センターに関係し、主としてがんの患者さんとその家族の相談にあたっておられます。

現役在職中は地域がん診療連携拠点病院としての整備に取り組んでいらっしゃいましたが、退職後は「がん対策基本法」に基づく拠点病院の重要な機能である患者相談支援センターの充実と患者・家族会の支援に力を注いでおられます。

当面は県内のがん患者・家族会の把握に努めながら、個人的な目標として、K市地域の悪性リンパ腫または血液疾患患者・家族の会を立ち上げる事を掲げて、リボンの会に入会されました。

事前に伺っていた肩書きがスゴイのでちょっと緊張していたのですが、実際お会いしてみると本当にお優しそうな小児科の先生でいらしたのでホッと安心し、また心強い仲間が加わって下さって頼もしく感じました。

いつの日か、医療者と患者のどちらの立場も理解していらっしゃる先生が作られる患者・家族会と、リボンの会が手を取り合って協力していけたらと心から願っています。

定例会の数日後、先生から丁寧なメールを頂きました。ちらっと患者の本音も書かれてありましたのでご紹介したいと思います。

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~先生のメールより~

先日は会合に参加させていただき大変ありがとうございました。医療者同士で話している場合と異なった体験をすることができました。つまり、どこか言っても解ってもらえない部分を感じながらの対話と異なったという意味です。今後ともよろしくお願いいたします。又の参加を楽しみにしています。季節の変わり目です。ご自愛ご健勝を祈念いたします。

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先生もどうかお大事になさって今後ともリボンの会とよろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。

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