グレフル解禁!2016年08月10日 16時33分30秒

100%果汁のジュースには、まだ腰が引けてます(笑)
昨夜の乾杯はチューハイでした。
ひと口飲ませてもらったけど甘すぎず美味しかったです(*^^)v
ほろにがグレープフルーツ
今朝確認しましたが、どこにも異常はありませんでした。
次は生グレープフルーツに挑戦か?!


免疫抑制剤卒業しました!2016年08月06日 21時02分39秒

昨日はいつもの定期受診日だったが記念すべき日となった。
ネオーラル(免疫抑制剤)が処方されなかった、即ちお薬もう飲まなくていいってこと。やったね\(^o^)/

さい帯血移植をした3年前の6月から3年以上かかってようやく卒業だ。薬で抑制しなくてもGVHDがほとんど出なくなった。さい帯血くんが息子の身体に馴染んで攻撃をしなくなったというか、折り合いがついたってカンジなのだ。

ともあれ、今朝の息子は食事を食べながら嬉しそう。そうだ、もう薬のことずっと忘れてていいんだ!毎日毎日お薬を飲み忘れないように気を付けているって、気しんどいことだ。私たち家族も息子の顔を見れば「お薬飲んだ?」が口癖のようになっていた。

正確にはあと数日心臓の薬と胃薬だけは出ている。これも循環器の先生がいいって言えば切れるので、次の循環器外来ですべての薬が無くなるはず。

診察の最後に、先生に「じゃグレープフルーツジュースで乾杯してもいいですか?」と聞くと笑いながら「それはもう数日待ってね。」と言われた。さすがに焦りすぎ(笑)

ポケモンGOの朝活に加え週2回のテニスのおかげで最近はゴハンもよく食べる。体重は1㎏減って56㎏になっていたが、見た目はもはや患者じゃない。ちょっとスリムな普通の30歳の男子だ。

移植で脳炎起こして記憶がぶっ飛んだり、人工股関節の手術をしたり、決して平坦ではなかったけど、いま生きて人生を楽しめているんだから、それでよしとしよう。

親としてはこれから力を入れて欲しいのが婚活よ!下に弟2人がつかえているのでよろぴく~!

血液内科&循環器内科外来受診2016年06月04日 08時49分47秒

今月でさい帯血移植後3年になる。ようやく3歳である。

2歳の時やったような3歳の記念フォローアップ健診はまた別の機会にやるらしいが、今回は定例の受診。半年に一度の循環器内科も入っていた。

循環器の先生も移植後3年経過した事と人工股関節の手術の成功をとても喜んで下さった。そして循環器の受診はもう何か異常を感じた時に来るようにと定例ではなくなった。

但し、薬は止めない方がいいとのことでアーチストは継続となり、免疫抑制剤が切れる時、一緒に中止するかどうかを検討することになった。

血液内科の方は特に異常なし。血液データも低い値ながら安定している。しかし、このところ皮膚(首や胸)にひどいGVHDが出て発赤と痒みがたまらないことが2度ほどあったので、今回の減量は見送りになった。従ってネオーラルは朝夕10㎎ずつをキープ。その他のお薬もそのままである。

このところ、久しぶりに会う人から元気そうになったと言われる。日々の生活も活動的になり、以前は仕事以外の時間はごろごろしていたのに、テニスをはじめ他の用事で出かけることも多くなった。家のお手伝いも進んでやってくれるようになった。

やはり移植後3年はひとつの節目なのかもしれない。子どもも3歳くらいになるとだいぶ手がかからなくなり、病院通いも減って楽になったなぁなんて昔のことを思い出す。

何より息子の表情が明るくなった。一緒にテニスをしてても、これが移植で死にかけ、しかも人工股関節が入っている相手と打ち合っているとはとても思えない。わたしの方がゼーゼーいって付いていくのが精一杯である(^_^;)

今移植中や移植後の先の見えない不安の中にいる患者や家族の方々も、3年経てばこれくらいにはなりますよ。焦らないこと腐らないこと、まずは一日を無事に生き延びること、その積み重ねがいつのまにか1年となり2年となり3年になっていたという感じ。

これからもあまり先のことをくよくよ思わず、今日一日を頑張りすぎずに乗り切れたらいいなと思う。実はこれがなかなか難しいことなんだけどね。仲間がいると勇気をもらえる!

という訳で7月16日はリボンの会の交流会です。迷っている方はまずこの一歩を踏み出してみてね。
お待ちしています(^O^)/
詳細は→http://ribonnokai.info/repo/20160716kouryu_tirashi.pdf

うれしい誤算2016年05月02日 08時54分31秒

人工股関節の手術をしてよかったのは、もちろんこれ以上骨頭が圧潰する心配と痛みが無くなったことが一番だが、思いがけない効果もあった。移植後ずっと増えずにいた体重が一気に4㎏も増えたことだ。

規則正しい生活で3食きっちり食べるようになり、リハビリという適度な運動も加わったせいか知らないうちに増えて、見た目もだいぶ普通の人のようになった。とりわけ手術した病院より転院先のリハビリ病院のゴハンが美味しかったらしい。毎日おやつも持って行ってやったし、ついでに私もお相伴したし(^_^;)

という訳で只今57.8㎏。移植前が65㎏→移植後48㎏なので10㎏ちかく戻った感じだ。復職したらまた食事が不規則になり、減りそうな気もするので、今のうちに食いだめさせておこうっと。

こんな感じの話の後に不謹慎かもしれないが、被災地のがん患者への情報提供のメルマガがネクサスから流れてきたので掲載しておく。

全国がん患者団体連合会(全がん連)のページ
http://zenganren.jp/?p=670

被災地の患者さんたちは本当にすごいストレスにさらされているんだろうな。家族も心配でたまらないだろうな。目と鼻の先で起こっている事が映像を見てもとても信じられない。

退院から2年経ちました2015年09月05日 09時53分12秒

退院から2年経った最初の外来に行って来ました。

親の目から見ても、今までで最高に身体の調子がよさそうだし、本人の気持ちもとても前向きなのを感じます。先生も本当に元気になったねとおっしゃいました。

血液データは低空飛行ながら安定しています。数ヶ月前から白血球数のみ正常値になり???と思っていたら、基準値の下限が3300に変更されたからだと判明しました。

人間の感覚は不思議なもので数値は変わっていないのに、Lマークが付かなくなっただけで妙に安心してしまいます。ヘモグロビンや血小板の方にはLが付いたままですが、これも基準値が変われば元気になったように錯覚するのかも...(^_^;)

皮膚症状もまずまずなのでネオーラルがまた10㎎減って60㎎になりました。乾燥する冬に入る前に出来るだけ減らしておきたいなと思っていますがどうなることやら。

息子は前回書いた未来プロジェクトで仲良くなった学生さんたちと、11月にリレーマラソンを走る計画を立てています。インドアテニスも週2回に増やし、楽しみを兼ねた体力増進に取り組んでいます。

ここまでなるのに移植からざっと2年3ヶ月かかりました。先生の的確な薬のコントロールや本人ののんびりした性格や家族のサポートなどがうまく噛み合ったおかげだと振り返って思います。

退院後、ともすれば社会復帰を急ぎがちですが、移植患者にとってはこの長い療養期間をどのように過ごすかでその後の人生が変わってくると思います。

事情が許せば出来るだけ長くお休みをもらい、出来るだけ条件を緩和してもらって、社会へ復帰するに越したことはありません。まあ、それが許される人ばかりではありませんが、息子の場合はラッキーでしたね。

世間の認識はガンは手術したらよくなるといった程度で、血液がんのように移植後にさらなる困難が待ち受けているといったものではないでしょう。

職場の理解を得るために自分がどういう病気になり、どうしてこの長い療養期間が必要なのかをわかってもらうために、文書を書いて提出したりもしました。

今も上司から正社員に戻る気はないの?と聞かれたりもするそうですが、それはパワハラではなく経済的に心配してもらっている感じです(笑)長時間勤務への移行は息子の意志に任せてもらえているので、もう少しこのままの生活で様子をみたいと思います。

移植後、何度も再入院を繰り返し、なかなか社会復帰が果たせない人もたくさん見てきました。何もその人たちが特別に不摂生をしたりした訳ではありません。

職場の理解、身体の調子、薬のコントロール、いろんな条件とタイミングがうまく噛み合わないとなかなか難しいけれど、中にはうまくいっている人間もいるんだと気づき、いつかは自分もと希望を持ってほしいと思い書いています。

息子にはまずは次の3年という節目まで無事に過ごしてもらい、私はこのブログの更新記録を伸ばしていけたらと思います。

外来はプチ同窓会2015年08月08日 09時21分39秒

外来が1ヶ月に1回になり、私があまり付き添わなくなってから、知り合いに会わなくなっていました。

昨日は珍しくたくさんの知り合いに会って挨拶に大忙し!待ち時間も気にならないほど、昔話や近況報告に花が咲きました。

調子のいい人、悪い人、血液疾患以外にも病気を抱えている人、息子の時の仲間の他にも、母が入院していた5年前に同室だった方など様々ですが、皆さんここで会えると言う事は頑張って生きているということの証し。素直に嬉しいです。

中でも嬉しく驚いたのは、移植を乗り越えて自然妊娠したという女性との再会でした。先生も奇跡だ!と驚かれたそうですが、私も何事も可能性がゼロということはないのだと人体の神秘に感じ入りました。

こんな事ってあるんですね。彼女は妊娠で新たな生きる目標が見つかったと言っていました。しかし、妊娠により血液の値にも変化が出てきて要注意だそうです。

無事産まれたらお祝いに行くねと約束して別れました。大変だけど赤ちゃんは希望を与えてくれる存在、上手くいくようにお祈りしています。

さて息子の血液データは、特に変化なし。ボーダーぎりぎりで安定しています。手や首の症状も落ち着いて来たので、ネオーラルを減量する事になりました。10mg減って70mg、朝夕35mgずつ服用です。

インドアテニスの効果か、移植後初めて先生に見た目が元気そうになったねと褒められました。体重は少し増えて53kgですが、体脂肪率が11%から8%に減り、筋肉量が増えてきたのがわかります。

陽に当たらないのでインドアテニスいいかも?この調子で無理なく続けられるといいなと思います。ただ汗が全く出ないのが辛いそうですが、全処置の放射線で汗腺やられちゃったのかな?移植後ずっとこんな調子です。

この猛暑の中でも暑さは感じず、エアコンの設定温度は29℃。どこまでも省エネなヤツです^_^;

復職から1年経ちました!2015年07月26日 11時26分57秒

暑さのせいか?PCのディスプレイが壊れ、めちゃ不便。
若者のようにiPhoneからの更新は眼が疲れるので仕方なくiPadからやってます。
それでもPCのようには早く打てないのでストレス溜まるわ〜(ー ー;)

息子が短時間勤務で元の会社に復職してから1年が経ちました。この間綱渡りだけど、一度も体調不良で休むことはありませんでした。

とにかく会社へ行くことを最大の生活の目標とし、それに合わせて暮らしてきた1年でした。

会社の方も正社員への復帰を急かすことなく気長に待って下さっているので、本当に恵まれていると思います。これを機に長時間のパート勤務への変更を考えなくもないのですが、免疫抑制剤がまだ切れないのと、体力が戻らないので見送りました。

その代わり、体力をつけるために少し前から始めたインドアテニスは続いています。フットサルはちょっとハードなのと、天候の具合でお休み中。

経済的には長時間パートの方がゆとりが持てるし、厚生年金や社会保険にも加入できるのですが、ここまで慎重に頑張ったんだもの、無理は禁物。とにかくまず移植後3年を生き切ることを最優先にしてもらいたいと思います。

2歳児検診(?)に行ってきました!2015年07月11日 09時01分20秒

今回の定期受診は、移植後2年の節目ということでフォローアップのため血液以外にも色んな検査が入っていました。

皮膚科受診→血液・検便→心電図→心エコー・腹部エコー→肺機能検査→胸部レントゲン→骨密度→胃カメラ→循環器科受診→血液内科受診

とまあ、こんな感じで検査のフルコース。朝が絶飲食でしたので終わった後は多少ふらふらしてました。

面白かったのは身長が1㎝伸びて177.5㎝になっていたこと、寝てばかりいたからかな(笑)体重は減ってまた50㎏ギリギリになっていました(泣)

ちょっと気になる点は骨密度。やはり少し低いようですが、敢えて薬を開始することはしませんでした。テニスを始めたことだし、骨に刺激を与えたら少しは上がっていくかなと期待しています。

そうそう、肺機能検査であなたの肺年齢61才っていうのもありました。61才って(-_-;)

1年前に社会復帰は果たしたものの、短時間勤務を希望しているため身分的には正社員ではないので会社の健康診断は受けられません。なので今回の検査は有難く、大きな異常が出なかったという点で本当に安心しました。

前回載せた手のひらの湿疹ですが、ルリコンクリーム(抗真菌)を塗ったら悪化したので、自己判断(よい子は真似しないでね!)でステロイドのクリームを塗ると改善しました。

そのことを皮膚科で伝えるとちょっと怒られて「ルリコンは1ヶ月は塗ってください。」と言われました。でも悪化するようでというと、「それならステロイドを重ね塗りしてください。」と言われました。

なあんだ!重ね塗りしていいのか(^o^)

症状は無くなっても真菌はしぶといから1ヶ月は塗らないとダメだそうです。1日1回でいいので夜寝る時に塗る習慣をつけなきゃ、すぐ忘れてしまうのです。

その他首にも久しぶりにカサカサが出たりしたので、今回ネオーラルの減薬は1回お休み。前回と同じ80㎎を継続です。

目標の移植後3年まであと1年。2歳の1年も何事もなく過ぎますように、楽しいことがいっぱい出来ますように!

なんか手のひらに赤いブツブツが!2015年06月17日 16時50分34秒

移植2年を無事通過したら、いろいろ欲が出て来たようで、前回書いたようにスポーツを始めました。

次に秋の海外旅行に向けてパスポートを取得しました。余談ですが、私のも残り僅かだったので一緒に行って切替申請をしました。10年前の写真と比べて今の写真のあまりの変化に大ショック!

息子がこのごろしみじみ「お母さんも老けたね~。俺のせいやね~。」というのもうなづける変化。残酷な現実を突き付けられ、写真はつくづく正直だと思いました(笑)

そして、息子はいつかは体重が戻るんじゃないかと思って取っておいた洋服をすべて処分し、ジャストサイズの服をバーゲンでしこたま買いました。

体重は移植後3~4㎏は戻ったのですが、やはりまだ14㎏ほど痩せたままなので洋服はすべて2サイズダウンです。身幅に合わせると丈が足らないことが多く、探すのがやっかいです。

そんなこんなで、このところテンションが高くちょっと張り切り過ぎたのか、1週間ほどまえから手のひらに痛みを伴う水泡のような赤いブツブツがいっぱい出来てしまいました。

GVHDかな?手足口病かな?ステロイド塗ろうかな?と思いましたが、素人判断は止めて皮膚科を受診。

結果は真菌。水虫くんです。やっぱステロイド塗らなくてよかったです。今のところ手のひらだけだけど、なんでかな?イトリゾールだって移植から2年、いまだにずっと飲み続けているのにな~。

考えられるのはちょっと張り切り過ぎて無理したかなってくらいですが、またペースを落として徐々に上げていくしかないのでしょうね。

それにしても、水虫は痒いものだと思い込んでいたけど、手のひらのブツブツは結構痛いらしいです。

おかげさまでもうすぐ2歳!2015年06月06日 09時08分21秒

久しぶりに外来に付いて行きました。

全体に低めではありますが血液データに異常なし。Lマークも付いていますが顕著な下がり方ではないので良しとしましょう。

皮膚のGVHDもこの頃はスキンケアをする自覚が出てきたので改善し、マスクなしでもそれほど目立たなくなってきました。なので、ネオーラルはまた10㎎減って80㎎になり、朝晩10㎎を4錠ずつ服用することになりました。

初めて「ちょっと腎臓の値がひっかかりそうなので、もう少し水分をたくさん飲んでね。」と言われたのは珍しいことでした。今まで腎臓のことは私たちの中ではノーマークだったから、気をつけよう。

気が付けばもうすぐさい帯血移植から2年が経過します。くどいようだけど、改めてさい帯血を下さったお母さんと赤ちゃんに感謝して、その人たちが幸せに暮らしていらっしゃることを願わずにはいられません。

自分たちはまずまず幸せにやっていますとお伝えする方法がないのでいつも心の中で感謝しています。

細心の注意を払って息子の生活をサポートしてきた私ですが、先生から色々なお許しが出たので、最近は息子にダメだしをすることも少なくなりました。

息子の方も安心したのか、生活を楽しむことに意欲が出てきて活動的になりました。今までは休みの日は寝てばかりでしたが...。

たまたま最近勤務形態が変わって夕方~夜勤務になったので、外来も休みを取らずに行けるようになり、昼間の空き時間が有効に使えるようになりました。

そこで始めたのがテニスとフットサル。最初はジムも考えたのですが、なんとなく更衣室が清潔じゃない気がしたのと、反復のトレーニングは単調で長続きしそうになかったからだそうです。

免疫抑制剤が切れてないので日焼けはコワイ。だからテニスはインドアで、フットサルは夜です。

フットサル1日目の翌日の筋肉痛はハンパなかったみたいですが、見知らぬ人との出会いも楽しかったらしく、週一で続けるそうです。

テニスは未経験なので初心者クラスに入ってぼちぼちやる予定。こちらも週一で続けると張り切っていますが、どうなることやら(笑)

でもスポーツを楽しみながら体力をつけ、もう少し長時間勤務に耐えられる身体づくりを目指している息子なのでした。

退院後、家の中だけの生活から、職場と家の往復、さらに趣味の時間を持つまでになりました。2歳の誕生日祝いはスポーツウエアかグッズがいいかな♪と考えている母でございます。

次の外来では移植後2年の精密検査(胃カメラなどなど)が予定されています。こちらは休みを取って一日がかりになりそうです。