定期受診(循環器内科&血液内科)だった2015年12月05日 10時30分27秒

このところイレギュラーに病院へ行くことが多いのですっかり循環器のこと忘れてた(>_<)

そうなんです!半年に一度の受診日でした。レントゲン、心電図、心エコー検査の時間が結構かかるので早めに行かなくちゃならなかったのだがギリギリになってしまいました。

循環器の先生は明るいテンションの高めの方でいつもなら「調子いいねぇ、OKOK。また半年後ね。」みたいな感じで終わるのですが、今回もニコニコと「調子どう?」と聞かれた後に「実は...。」みたいに大腿骨頭壊死のことを切り出すと、先生の方がエッと一瞬固まり気の毒そうに「何もかも順調と思っていたのに。」としゅんとされました。

「それで手術が全身麻酔になるのですが、心臓の方は大丈夫でしょうか?」と尋ねると、そこはプロ。入念なチェックの後、「少し収縮率が低いけれどこれくらいなら大丈夫です!」とOKが出て「診療情報提供書が必要だろうから、すぐ書きます。ちょっと外で待っててね。」そして大丈夫、きっと上手くいくよ。」と息子の肩をポンと叩いて励まして下さいました。

何だか嬉しいもんですね。今はインフォームドコンセントが徹底され、先生たちは悪いことこそたくさん言われても、不用意に大丈夫とは言われなくなりました。後で訴えられでもすると思われているのでしょうか?でもね、患者にとっては先生の前向きなひと言がどれほど安心感を与えてくれることか...。テンション一気にUPです。

次は血液内科の方へ。手術先病院の血液内科への紹介状のお礼を言い、受診の結果を報告しました。

「ヘモグロビン11と体重50を切ると自己血貯血が出来なくなるそうなので、ご馳走食べさせてます(笑)」というと「病院によって基準が違うからね。でも取れなくても心配しなくていいよ。」と言われました。輸血すればいいからっていう意味なのかな?ま、深くは聞かなかったけど、心配しない事にしました\(^o^)/

血液データは低空飛行ながら問題なし。皮膚状態が珍しく良かったのでネオーラルが久しぶりに減って50㎎になりました。25㎎錠があるので朝晩1錠ずつになりずいぶん減ったカンジ。風邪も治ったのでインフルエンザの予防接種を打って帰りました。

2科受診すると半日仕事で息子はぐったり、帰るなり爆睡でした。次回はお正月を挟むので5週間後になります。仕事も忙しくなる時期ですがどうか年末年始を無事過ごすことが出来ますようにサポートに努めたいと思います。

入院までのスケジュール2015年12月08日 20時27分16秒

手術先病院の整形外科へ行って来た。

金曜日にも血を採られたばっかりだったが、ここの病院でもまた血液検査をし、自己血貯血の判断が最終的にOKと出る。手術のほぼ1ヶ月前に貯血をすることになった。

輸血部へ行き、貯血のガイダンスDVDを見る。貯血の日に怪我をしたり風邪を引いたりすることのないよう注意を受ける。簡単な問診を受けて終了。

整形外科に戻り、入院までのスケジュールを聞く。入院は手術日の1~2日前、期間は10~14日間。その後のリハビリや自宅療養の期間を含めて3ヶ月の休職が必要らしいので診断書を書いてもらう。

前方アプローチなので2ヶ月くらいの休職で済むと思っていたが、そういうものでもないらしい。人工の物が自分の身体としっくり馴染むにはある程度の時間が必要ということなのだろう。

その後特定疾患申請のための書類を書いてもらうよう依頼し、出来上がりを後日連絡してもらうことにして帰って来たら日が暮れた。病院はやはり半日は丸々潰れる覚悟で行かなくちゃならない。

先生に書いてもらうその書類がなければ申請ができないので、今日の支払いも対象外となる。申請した日から資格が発生するので出来るだけ早く申請をしたいところだ。

申請後から実際に承認される日までの間の数ヶ月分は後から戻ってくるらしいが一旦は払っておかなければならない。IONとわかってから病院を変わったので、これでも最速、仕方がない。

貯血の日に併せて、MRIやレントゲンなどの画像診断がオーダーされた。ここからが特定疾患の適用範囲になると助かるな。何とかそれまでに申請を済ませておきたい。

久々のDLBCLネタです(-_-;)2015年12月30日 09時13分45秒

秋からバタバタしていた息子のION騒動も落ち着き、手術までにすべきことはきちんとこなせている。虫歯の治療も年内に完了した。

血内の定期受診は年末年始を挟むので1週間のびて年内はなし、年明け早々になるので、今年のネタは取り立ててなくブログの更新もなしかな~とのんびりしていたら...。

突然実家の母の主治医から連絡があり、11月の定期受診の際の血液検査で可溶性IL2レセプターの値が高くなっているため、CTを撮ったところ、縦隔と小腸に腫大が見られるとのこと。

前回のように胃ではないので本人に自覚症状はなく至って元気なのだが、2か所とも生検しにくい場所なので取りあえずPETを撮りに行き、年明け早々の受診で今後の治療方針を決めるということになった。

PETで体表面に近いところに腫れが見つかればそこを生検するのが確定診断への近道なのだがどう出るかはわからない。85歳の母はクリスマスの日にひとりでPETのある施設まで撮影に出かけていった。

まあ、認知症のないしっかり者の母なので検査まではひとりでこなせるのだが、治療となるとさすがに厳しいだろう。リンパ腫の再発が確定すると、やはりリツキサン+何かの化学療法になるんだろうな~。

DLBCLは月単位で病状が進むといわれているので、ALLのように週単位で命の危険にさらされる訳ではないが無治療という訳にも行かないらしい。

前回8ヶ月の治療期間のほとんどを関西を離れ福岡で過ごした母は、今回きっと地元を離れたくないというだろう。次は帰って来られないと思っていることだろうから。

息子の手術を控えていなければすぐにでも飛んで行くのだが、こちらもこちらでなかなか悩ましい。母は年に不足はないがそれでも最後まで納得の行く治療を選択し、母らしく生きて欲しいと願うばかりである。

結果を知らされないままの不安な年越しとなったが、禍福はあざなえる縄の如し。人生には色んなことが起きるけど、この禍が未来の何か良いことの伏線になっているのだとしたら、希望を持って粛々と受け入れよう。

明後日はもう新しい年なのだから、まっさらなページが用意されているのだから、またガンバレルはず。

来年は我が家にも皆様にも何かイイコトがありますように!良いお年をお迎えください。