お腹の調子安定せず...2015年02月07日 09時58分37秒

今日の外来へは1ヶ月ぶりに付いていきました。現在退院してから1年5ヶ月、移植からは1年8ヶ月経ったところです。

前回からの下痢Pはビオフェルミンでは治らないみたいだったので、先生に内視鏡検査してみようか?と言われ、やんわり拒否った息子です(-.-)

相変わらず水様便と普通便を繰り返し、腹痛はなしといった症状が20日くらい続いており、体重は53㎏台でそれほど変化していません。

2週間後の外来でまだ症状が残っているようなら検査を受けるという約束をして、今回もビオフェルミンが追加されました。

同様に血液データも低止まりで、骨髄穿刺は延び延びになっていますが、先生も特に強制されないので、ま、いいか的な感じです。

骨穿は痛いから嫌みたいですが、大腸の内視鏡も別の意味で相当嫌みたいですね。移植前は有無を言わさず検査されますが、今はちょっとはワガママ言っているみたいです(笑)

内視鏡検査で何がわかるのか?というとGVHDなのか、他の原因、例えばサイトメガロウイルスなのか?とかが判るそうです。

サイトメガロウイルスも血液検査ではずっと陰性なのですが、網膜や腸の場合は血液検査でわからない時があるので、内視鏡で調べるらしいです。

GVHDならせっかく2㎎まで減らしたプレドニンが一気に元の量かそれ以上に増える。サイトメガロなら抗ウイルス薬が投与される。どちらにしても薬が増えることになるでしょう。

いずれにしても2週間後の身体の調子を見てからですが、なんとなく落ち着かない日々は継続中。

週に何日か仕事に行って、休みの日は身体を休めて、お給料は全部医療費と健康保険料と国民年金の支払いに消えて、そんなにお小遣いも残らない息子の生活。

本人はのんびり屋なのであまりイライラしたり家族に当たったりはしないのですが、何かちょっとした気分転換が必要だな~と思うこの頃です。

運営委員会&定例会が開かれました!2015年02月08日 09時57分50秒

昨日、2015年初の定例会が浜の町病院の研修室で13時30分より開催され、約30名の方が参加されました。

それに先立ち運営委員会も開かれ、20周年事業の反省や懸案事項を話し合いました。

なかなか即決できない事の多い中、ひとつ決定したのが、定例会の名称変更です。名前のとおり定例化したいという要望は諸事情により叶えられなかったため、名称を実態に合わせて「交流会」とすることになりました。

今まで定例会の呼び方に???と思っていた方も多いのではないでしょうか?管理人が入会した当時からすでにこの名称は使われており、私も不思議に思っていました。

と言う訳で今後は会報やHPにも「交流会のお知らせ」となって掲載されます。中身は変わらないのでご安心を(^O^)/

さて今回の交流会(定例会)の体験発表はTさんでした。Tさんは成人T細胞白血病(ATL)の患者さんで骨髄バンクから移植をされました。

ATLは九州には多い白血病で、ウイルスに感染している母親から母乳を介して赤ちゃんの時感染し、50年近くの潜伏期間を経て発症します。白血病の中でも原因がウイルスと特定できる病気です。

しかしキャリアのまま人生を終え発症しない人も多く、発症率はキャリアのうち5%くらいだと言われています。

Tさんはキャリアの時代に自身がお姉さんのドナーにもなっておられ、発症してからは骨髄バンクから移植を受けと様々な経験をされました。

辛いことも多かったでしょうが、病気になってフツーの幸せをより深く感じるようになった事は良かったと言われていました。食べる物がこんなに美味しく、見る景色がこんなに美しく、家族との旅行がこんなに楽しいものかと、つくづく感じるようになった、とのことでした。

この体験発表をもとに色んな質問が寄せられ、衛藤先生や臨床心理士の辻(吉住)先生に答えて頂きました。

その後グループに分かれて、少人数で自分の気持ちを話したり人の話を聞いたりしながら交流をしました。最後に話し合われた内容を代表の方に簡単に話して頂き、全体の様子を知ることが出来ました。

管理人はもう何十回と定例会に参加して来ましたが、新しい患者家族の方がいない回はありません。新しい方が来られる限り、それを受け止める場は必要だと感じます。

衛藤先生も最後にそういった感想を仰ったので嬉しかったし、とても心強く思いました。

大腸内視鏡検査は回避(^m^)2015年02月21日 11時24分14秒

2週間ぶりの外来に行って来ました。

結論から言うとお腹の調子が戻ったので内視鏡検査はしなくていい事になりました。検査をしたくないがために、根性で抑え込んだってカンジやね~と先生に笑われてしまいました。でもよかった!

血液データも低いながらも踏みとどまっており、どんどん下がっていくといった感じではないので大丈夫だろうということで骨髄穿刺もなし。

GVHDも今は皮膚症状のみで、危ういながらも安定しているとの判断で、プレドニンを1㎎減らすことになりました。ついにプレドニンはたった1㎎飲むだけになりましたよ\(^o^)/ネオーラルは100㎎で変更なし。

免疫抑制剤のネオーラルはいつも朝晩50㎎ずつ飲んでいるんですが、血液検査のある日の朝は飲んでいかず、検査の後飲むようにしているんです。しかし、時々飲み忘れる事があって、そういう時はどうしたらよいのか、先生に尋ねてみました。

基本的には大体12時間空けて服用して欲しいが、息子の場合、投与している量に対して血中濃度が低いので、時間を気にせず飲み忘れに気づいた時点で飲んでいいとのことでした。

今まで飲み忘れたら1回分スキップしていましたが、これからは時間の間隔が詰まっていても飲ませるようにしたいと思います。もったいないしね(笑)

まあ、これはあくまでも息子の場合に限ってですので、皆さんは自己判断せず主治医の先生に聞いてみてくださいね。

次回外来は先生の学会が入るので3週間後になります。その頃はもう少し春めいているかな~♪冬来たりなば春遠からじの一心で長い冬を乗り越えてきましたが、プレドニンゼロの日も遠からじ、となって欲しいものです。