2クール目が始まりました2013年05月11日 11時08分08秒

さて予定どおり今日から2クール目が始まりました。

今回の1発目はMTX(メソトレキセート)の髄注ではなく点滴です。結構入るみたいですね。

制吐剤もバッチリ入っているので、今日は食欲落ちそうだな~。お蕎麦でもゆがいて持って行ってやるとしようか。

利尿剤も入っているので15分置きくらいにトイレか~、体重もちゃんと計らないとな~、って患者として当たり前のことなんですが、これが結構きついらしくて...

さて私、息子の外泊中に彼をひとりにしてやる時間も必要だと考えまして、リボンの会の移植経験者の方お二人とランチをして話を伺って来ました。

Yさんは骨髄バンクからMさんは臍帯血バンクから移植されたのです。
今更ですが知らないことばかりで、本当に本当に為になりました。

今まで医療講演会で聞いてきた医療者サイドの話とは別の視点での移植に関する話は、具体的で創意と工夫に満ちていて、とてもわかりやすく参考になりました。

何より驚いたのは10年単位ではなく数年くらいの単位で移植の技術や支持療法が進歩しているということです。まさしく日進月歩ですね。

もうあまり古い時代の移植の話は恐ろしいばかりで参考にならない気がします。もちろん今でもハイリスクな治療には違いありませんが、着実に進歩しているのを感じます。

それもこれもかつての患者さんたちが命がけで残してくださったデータのお陰なのですね。

Mさんは私にあまりに過酷な現実の話を聞かせ過ぎるのもよくないのでは?と、どの程度まで話そうか悩まれたみたいですが、そんなことは心配無用でした。

私は家族なのでこの話をストレートに息子に話すつもりはありません。自分の中で咀嚼して知識として蓄えておきます。

おぼろげながら見えた全体像を持っていれば、その場の症状ひとつひとつに一喜一憂せず、もう少し頑張れば次が見えると息子を励ます事が出来るのじゃないかと思うのです。

定例会の時衛藤先生が言っておられたように、「医療は着実に進歩している。信じて待てば必ず道は開ける。」です。

この言葉を再確認させてくれたお二人に感謝、感謝です。

コメント

_ CY ― 2013年05月11日 16時14分03秒

血液疾患の治療は10年一昔というより
5年一昔…いや、骨髄腫などでは
1年で治療が進歩していますものね。
そのうち、移植なんかしなくてもいい
そんな治療が確率されてくれるといいですね。

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