白血病 と 息子 と 私、 ときどき 母

昨年8月に悪性リンパ腫の治療を終えて、浜の町病院を退院した母を見舞いにしばらく関西の実家に帰っていました。

退院後は地元の病院に通院している母ですが、再発もなく血液の値も安定しており、今の主治医の先生からお褒めの言葉を頂いたそうです。

退院後、父を施設に入れて一人暮らしを始めた母ですが、心細いどころか快適そのものらしく、人生の最後に拾った貴重な時間を好きなように過ごすのだと、毎日楽しそうに暮らしています。

ただ、さすがに8ヶ月に入院の後の筋力の低下は１年間のリハビリを持ってしても、以前のようにはならないのだと実感しました。まあ、それでも退院直後よりは全身の状態は格段に良くなり、杖なしで歩ける距離も長くなりました。

入院中ひたすら自分の家に帰ることを目標に頑張った母。周りの人の助けで希望が叶い、古くからの友人や公的支援を頼りに生き生きと自分らしく暮らしています。

遠距離介護はちょっと大変ですが、無理にこちらへ連れて来ても自分の望む生活は得られなかったでしょう。

敬老の日の明日、色んな意味で吹っ切れた母に終活のためのエンディングノートを贈ろうと思っています。