骨髄バンク推進全国大会に行ってきました!2009年09月21日 11時23分19秒

骨髄バンク推進全国大会2009in大阪
2009年9月12日(土)13:00~15:30大阪府大東市立総合文化センター・サーティホールにて骨髄バンク推進全国大会が開かれました。

私事ですが、大阪は管理人が生まれ育った土地であり、出身高校がすぐ隣の駅なので、懐かしさでいっぱい!立候補して行かせてもらいました。

主催は骨髄移植推進財団なのですが、大東市をはじめ地元の団体の協力があり、和やかな雰囲気の大会でした。

全国大会は会議だろうと思い込んでいったのですが、どちらかと言えば祭典といった感じで、プログラムは第1部が式典、第2部がおしゃべり音楽会ハートtoハートに分かれており、特に第2部の内容が素晴らしかったです。

司会が千原せいじで最初なぜ?という感じでしたが、素人っぽいスタンスでバンクや移植のことを質問したりする様子に好感が持てました。もう一人の司会はドナー経験者の女性レポーターおちあやこさんでした。

オープニングで地元の大阪桐蔭高校吹奏楽部の素晴らしい演奏があり、大阪スクールオブミュージック専門学校の生徒によるゴスペルアンサンブル「明日への扉」の主題歌が披露されました。また元関取で現在歌手の大至さんの歌声も心に響くものでした。

みんなが感動したところで、トークショーが始まりました。移植経験者とドナー経験者を交えたもので、レシピエント側から移植の現状となぜバンクが必要なのか、またドナー側から登録した動機や実際に提供した時の感想などが率直に語られました。

また、どうして開催地が大東市なのかと思っていましたが、市長の話を伺って納得しました。市長の前妻が30年前に白血病で亡くなったということで、大東市はもともと献血やバンクへの登録が盛んな土地柄だったのです。

楽しいイベントとして参加した一般の聴衆にも大変わかりやすく、心に訴えかける内容だったと思います。私のように多少なりとも知識を持っている者にはやはり涙なしには見られませんでした。

硬軟取り混ぜたよい内容で大成功だったといえるのではないでしょうか?これを機に、少しでも血液疾患や骨髄移植に理解や関心をもつ人が増えることを願ってやみません。

生きがい座談会終わりました!2009年09月27日 11時30分14秒

「血液疾患と共に生きる~病気とつきあうための生きがい探し~」 と題した医療講演会ではない座談会が昨日浜の町病院で開かれました。

初めての試みで一体何人くらいの方が来られるのか、一体どんな方向に話が進むのか、正直言って「未知との遭遇」でしたが、無事終わってほっとしています。

前日の朝日新聞福岡版に告知されていたのですが、手づくりのビラを持って病院を廻ったり、会報に載せたり、HPに載せたりもしました。最終的には50名くらいの参加があり、スタッフも含めると70人弱といったところでしょうか?丁度よい規模だったと思います。

患者さんにとって最も関心の高い医療情報や相談という部分ではなく、心理面にスポットを当てた今回の座談会は患者さんの作品展示やピアノ演奏もあり、とても和やかな雰囲気で進められました。

座談会の部分も生きがいについて、臨床心理士、患者、患者である医師
といった3人の立場の違う方々に語って頂きました。それぞれに興味深く、味わいのあるお話でした。

現在浜の町病院に入院中の方々も数名いらした下さったのですが、具合が悪そうで長時間は無理のようでした。やはりこういった趣旨の会は、病状がひと段落した患者さんの方がいいのかなとも思いました。

このブログに書き込みのあった藤井さんとも無事お会いする事が出来て嬉しかったです。藤井さんとはその後メールで連絡が取れ、遠方からわざわざお越しいただきました。患者さんではないのですが、こういった事を勉強中の方なのです。人の縁って不思議なものですね。またひとつ輪が広がりました。

管理人も色々な方の話を聞いて、生きがいは自分が見つけるもの、他人からみるとそうは見えなくとも本人にとってそれが癒しとなり生きる力の源となっていれば、それが生きがいなんだと思えるようになりました。

他人より2年遅れで社会に出ていくことになりそうなわが息子ですが、この頃投げやりだった気持ちに少し変化が出てきたように思います。就職が内定したことが少し気持ちを楽にしたのでしょうか?

せっかく再発もなく5年経過したのだから息子にも生きる張り合いを見つけて楽しい人生を送ってもらいたいと心から願っています。こればっかりは親が与えてやれるものじゃないのだから...。