追跡調査2008年11月20日 07時50分30秒

おととい、見慣れない封筒が届きました。息子が急性リンパ性白血病と診断され入院していた病院からです。ドキッ!何だろうと思って慌てて開封すると、それはその後の様子を尋ねる趣旨のものでした。

息子はこの病院で2年間(半年の入院と1年半の通院)の化学療法を受けた後、現在の病院に転院しました。最初の病院に不満があった訳ではありませんが、主治医が辞められたのをきっかけにリボンの会でお世話になっていた衛藤先生の元に通うことにしたのでした。

今は検査に通っているだけで何も治療をしていませんが、よく知っている先生に診てもらっているという安心感は何物にも代えがたいものがあります。

さて封筒の中身ですが、調査の依頼文と返信用のハガキが入っていました。「名前や住所は記入しなくてよいから、現在どのような状態であるかを連絡してもらいたい。純粋に調査研究の目的であり個人情報はそれ以外には使用しないから。」といった文章だったように思います。

ハガキには大きく3つの選択肢があり、再入院したか、通院したか、死亡したか、を尋ねるもので、現在違う病院にかかっているならその病院名を書くようになっていました。

う~ん、確かにいつも治療成績を知るためにこのような調査は絶対に必要だと思っていました。どこの病院でももうちょっとこの部分にも力を入れて欲しいし、それがまた今後の治療に役立つことも重々わかっています。

しかしですよ。もらってみて初めてわかりました。これがものすごくデリケートな問題なのだってことが...。うちはたまたま再発もなく現在も生きていますので、即答しすぐ返信を出しましたが、そうもいかない患者さんもいらしゃることでしょうね。

回収率はどれくらいになるのでしょうか?内容も含めて結果を知りたい管理人です。