新年のご挨拶2008年01月03日 23時59分14秒

明けましておめでとうございます。と一応世間並みのご挨拶をさせて頂きますが、病気に盆も暮れも無いわけで、おうちでお正月を迎えられなかった血液疾患の患者さんにとっては、気に障ったらごめんなさいです。

でも今年が今までになかった新薬や新しい画期的な治療法が見つかる素晴らしい年になるかもしれません。常に希望を持って仲間と共に歩いていきましょう!

年の瀬の慌しいある日に届いた淋しいメールが年を越してもとっても気になっていました。携帯から送られてきたと思われるそのメールは「初めてメールします。(会報の)送付をお願いします。移植後、やっと8ヶ月経ちましたが、肺炎で再入院しています…悲」とだけ書かれてありました。

すぐに宮地さんに転送して会報を送ってもらうようにお願いしましたが、メールの送り主の方の心情は察するにあまりあるものでした。過酷な移植治療に臨み、ようやく病気とおさらばできると思った矢先の再入院。再発ではないのでしょうが、ご本人の落胆ぶりが目に見えるようでした。

お正月は病院で過ごされたのでしょうか?ありきたりな励ましの言葉しか言えない自分の無力さに歯がゆい思いですが、やっぱり励まさずにはいられない。「頑張ってください。仲間はたくさんいますよ、ひとりじゃないですよ。」って。

話はかわって嬉しかったのは、C・Yさんから頂いた年賀状でした。移植を受けられて紆余曲折はあったものの元気になられたご本人が、家族と微笑む写真が載っていました。

前述の患者さんにも、まだ出会っていない多くの患者さんにもC・Yさんのように元気になられた方のことを知ってもらいたい!そして少しでも勇気を分けてもらえたら!

微力な管理人ですが、今年もそんな患者さん同士の架け橋になれるような活動が出来たらと思っています。本年もよろしくお願い申し上げます。