闘病中の仲間を思う2006年11月27日 11時53分14秒

今、リボンの会を通じて知り合った友人が2人、入院されています。ひとりはモリモリさんで、もう移植を終えて、今頃はドナーさんの骨髄がモリモリさんの白血病細胞と闘ってくれている真っ最中でしょうか?心配だけど祈ることしかできません。

もうひとりは、くれよんのエッセーを寄せて下さったYさんです。再発後の寛解導入を目指して、苦しい化学療法の真っ最中です。寛解が得られたら、状態の良い時点での移植を考えておられます。コーディネートがうまくいって早くドナーさんが見つかるといいな、とこちらの方も祈ることしかできません。

あとひとり、全く見ず知らずの方ですが、ものすごく気になっている人がいます。それはお笑い芸人カンニングの中島さんです。確か2年前の年末ごろ発病されたと思うのですが、一向に復帰の様子はなく病状についての情報も全く伝わってきません。

息子と同じALLですが、中島さんは30歳を過ぎての発病なので、高リスク群の患者さんじゃないかとドキドキしたのを覚えています。しかも相方の竹山が記者会見で「良性の白血病だと言われたのでスグに復帰できると思います!」と笑顔でいっているのを見て、心が痛みました。

やっとブレイクした芸人としてはああいう会見しか出来なかったのだろうと推察できますが、「良性の白血病なんてあるのかよ~!」ってひとりで泣きながらツッコミを入れてしまいましたよ、ホント!あの時は息子が退院して間もない頃でしたし、他人事とは思えず辛かったです。

その上カンニングは2人とも福岡出身なんですよ。ネタでよく七隈小学校から早良高校まで同級生だったと言っているのを聞いて、何となく親近感を覚えていました。ブレイクして結婚して子どもが生まれてと、人生の幸せの絶頂の時点での突然の発病(T_T)どんなにか運命を呪ったことでしょうね。

とにかく何の情報もないので、今どうしていらっしゃるのかわかりませんが、心から回復をお祈りしています。こうしてささやかな活動をしていても、本当に大したことは出来ずに、祈ることしかできない私です。しかし、ひとりでは無力だけれど、お互い支え合うことが前向きなパワーを生むのだと信じています。

久しぶりに本田美奈子.さんのアメイジング・グレイスを聴いてみました。じんわりと心に染み入るような歌声で、やっぱり涙は出ますが、昨年のような腹立たしいような悔しいような思いは無く、癒されるような思いがしました。

身体はこの世から消えて無くなってしまっても、歌声は残り、こうやってアナタの知らないたくさんの人を勇気づけ、支えてているんですよ。ありがとう(^o^)