外来での化学療法もあと1回に2005年12月30日 10時30分03秒

皆さまお久しぶり!書こう書こうと思いながら、こんなに押し迫ってしまいました。ごめんなさいね。

実は、この間ちゃんと本田美奈子ショックからも立ち直り、記念すべき会報100号も作り終えて、結構バリバリやってたんですけどね。何故かサイトからは足が遠のいていました。

今週は息子と一緒に病院へ行ってきました。お陰様で今回も血液検査に異常はなく、オンコビンの注射と1ヶ月分の抗がん剤の処方をもらって帰ってきました。

2年間通い慣れたこの道も、治療を受ける為に通うのは、あと1回でよいそうです。2月以降は血液検査のみに定期的に通うだけで、異常がなければ、あの痛~い骨髄穿刺もやらなくていいんだって!嬉しいっ!

だけどなんだか不安な気もしてきて、ついつい「先生、ホントにな~んにもしなくていいんですか?」と尋ねてしまいました。

「ホントにな~んにもしなくていいんです」と力強くのたまう先生。「経過をみて5年くらい異常がなければ、治ったと見なすのです。」ふ~んそんなもんなんだなぁ。

いや、もちろん移植やこれ以上つらい化学療法をさせたい訳ではありませんが、急につっかえ棒をはずされてカックンとなるような、ちょっと心もとない気分になりました。

なかなか化学療法だけでは寛解を維持できずに再発して苦しむ患者さんの多い中、わが子が順調なのは幸せな事だとつくづく思いますが、やはり一抹の不安をいつも抱えていく人生って、親として出来ることなら、20歳の息子に背負わせたくはなかった...

そんな親の思いを知ってか知らずか、当の本人はあと1回や~♪と言って、るんるんと友達の待つ暮れの街へと駆け出して行ってしまいました。この深く考えない楽天的な性格が幸いしてるのかな?私もあまり悪い方の可能性を考えすぎず、なるようになると開き直ってやって行こう!

それでは皆様よいお年をお迎えくださいませ(^.^)/~~~